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 Macromedia製品とAdobe製品の連携、
 個々の製品についてのインプレッション(下)
Adobe Illustrator Creative Suite 3について
誰もが知っている著名な Adobe Illustrator 。 Photoshop と Illustrator は、どこのデザインオフィスでも、必ずと言っていい程、備えているデザインツールです。また、Adobe Illustrator には、Web を意識した機能、トリムエリアツール(領域を指定して保存する機能)や、スライスツール(Webサイト用に画像を分割する機能)など、画像の多い Web 制作には欠かせないツールがあります。
ここでは、Photoshop と反対の位置にいると言っても良い、ベクターグラフィックスを作成、編集しました。
操作した感じでは、Adobe Creative Suite 3 の中では、一番変更点の少ない感じがしました。
しかしながら、オブジェクトの自由変形、いわゆるベジェ曲線に関しては、スピード感が増したように思えます。
ストレス無く変形することができ、以前のバージョンから比べると格段に使いやすい感じがしました。色の変更も、リアルタイムに変更がプレビューできる、「ライブカラー」が採用されまた。私のマシンで実行したところ、適用前の色が、若干薄いように感じましたが、リアルタイムに色の変更が確認できることは、色のシミュレーションをする上で、大変ありがたい機能です。
右図「ライブカラー」を使用して、色の変更をしているところ
パフォーマンスの改善点から、以前は簡単なグラフィックスというと、Flashを使っていたのですが、「Illustratorもいいなぁ」と思い始めています。予算をあまりかけられない方は、Illustratorだけでも購入すれば、デザイン作業からDTPまで一通りこなせてしまうのでおススメです。
ライブトレースも、チューンナップされており、かなりハイスピードで処理されるように感じました。
右図Adobe Flash Creative Suite 3 Professional、Adobe Device Central Creative Suite 3「右図」に「ライブとレース」をしているところ
Adobe Fireworks Creative Suite 3について
Fireworks とは、グラフィックソフトですが、Photoshop とIllustrator を足して2で割った感じのツールです。
こちらも 旧Macromedia社 製品です。旧Macromedia社時代から思っていたことなのですが、Dreamweaver との相性が非常に良く、プレビューや画像の最適化が 「本当に Web を研究している」 と感心していました。
今回のバージョンアップでも、その点は感じられます。Photoshop の psd ファイルは、レイヤー情報を保持したまま、読み込まれます。もちろん Illustrator ファイルもしかりです。こんなにも、再現性が良くなったのかと感心させられます。
アニメーションの機能も健在でした。Flash で作っても良いのですが、Web に最適化された「アニメーションGIFWebSnap128」形式が作成できます。ここでは「フレーム」という用語が出てくるので、Flash と同じような、作業インタフェースが提供されていると良いと思います。
Adobe Acrobat 8 Professionalについて
Adobe Acrobat 8 Professional 製品だけはCreative Suite 3とならず、旧バージョンの番号のままです。
言わずと知れた、pdf ファイルを作ったり、修正したりするソフトです。基本的に、インストールするとプリンタに登録され、pdf を作成するときには、それぞれのソフトウェアの印刷コマンドから、プリンタで 「Adobe PDF」 を選択して、印刷をおこなえば pdf ファイルができあがるという仕組みになっています。
Web に公開するための機能だと思うのですが、テキストフィールドやボタンを作成して、電子メールに添付したり、プリンタで印刷したりする機能を付け加えることもできます。(右図)
この機能は、フォームテンプレートも用意されているので、適当なテンプレートを選んで、変更を加え、自社に合うものを作成することもできます。作成する場合も、ウィザード形式で、住所や会社のロゴなどを指定することができ、誰でも簡単に作成することができます。
また、Adobe Connect の機能で Web 会議を開くこともできます。pdf ファイルを回覧して、注釈や訂正を入れていくといった作業が可能になります。
※右図
Acrobatに備品購入申請書を作成
LiveCycle Designerが起動して、編集が可能になります。
右上には「電子メールで送信」ボタンと「フォームを印刷」ボタンがあります。
Adobe Contribute Creative Suite 3について
Adobe Contribute とは、サイト管理ソフトです。もちろん Dreamweaver でもサイトの管理は可能ですが、Web サイトから、blogサイトへと、接続設定の作成をすることができる点から、製品全般にわたるサイト管理をおこなう場合は、こちらの方が使い勝手がよいのかもしれません。いわゆるCMS(Contents Management System)と言っても良いでしょう。
私の場合、GoLive を使っていたときに、Contribute を使ったことがあるのですが、GoLive の使いにくさに、Contributeの方もやめてしまいました。もっぱら Dreamweaver やホームページビルダーのサイト管理を使うことが多いです。
インストールを行うと、ブラウザ (インターネットエクスプローラ、モジラファイアーフォックスに対応) のツールバーに “Contributeで編集 ” が付け加えられます。自分のサイトなどで、ボタンをクリックすると、自動的に Contribute が起動して、ブラウザのイメージがそのままが読み込まれ、画像や動画、文章などを、その場で編集、追加することができます。
同時アクセス制御や、ファイルアクセス制限が可能ですから、社内の誰もが編集できる、という危険性はありますが、素人がページを壊してしまったり、不慣れな人が、投稿を尻込みするといったことは、ほぼ無くなるでしょう。サイトを作ってしまったら、ブログのように、変更する部分だけを追加、訂正していくだけならば、Contribute だけでも充分です。
デザイン部門には Adobe Creative Suite 3を、クライアント・一般部門には Adobe Contributeを、というソフトウェア配置でも良いのではと思いました。



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