e-スタンプは、Microsoft Office 2000 / XPの機能を拡張し、さまざまなかたちの印影をWordなどの文書に電子捺印するためのツールです。
印影は、画像データ(メタファイル形式、BMP形式、PNG形式のいずれか)で挿入されます。文字の上に重ねて表示したり、印影の背景にアタッチノート付加情報を埋め込んだりすることが可能です。また、任意の画像データ(ビットマップまたはメタファイル形式)を取り込むことができます。たとえば、印影の背景に画像データを重ねたり、サイン署名の画像データだけを捺印したりと、その利用の幅は大きく広がります。
捺印するときに、Office 2000 / XPの持つ文書の保護機能や改版機能を実行させることができます。これらの機能を利用することで、捺印した文書を改ざんから保護することができるようになります。
e-スタンプは、次のOffice 2000アプリケーションに対応しています。
e-スタンプは、Microsoft Office 2000 / XPの機能を拡張するCOMアドインとして提供されるため、各Office製品の環境内でシームレスに機能し、共通の操作でご利用いただくことが可能です。
また、Visual Basic for Application(VBA)などからe-スタンプを制御できるように、プロパティやメソッドを公開しています。プログラミングの知識のある高度なOfficeユーザーであれば、Officeをフロントエンドにしたワークフロー型アプリケーションも容易に実現することができるでしょう。
スマートタグへの対応。例えば、ドキュメント中に「印」という文字があった場合、そこへスマートタグのアクションリストを表示する。
旧バージョンでは、印影を1つしか保持しておくことができなかったが、本バージョンから複数の印影を保持することが可能。1ユーザーが、認印、データ印、訂正印、角印、丸印、済み印、検収印、住所印などを使い分けることができる。
キャプションおよび名前について、それぞれ3行までフォントを個別に指定することが可能。日付は任意のフォーマットで表示可能。また、システムデータを取得して印影内に反映させる関数もサポートする。
ユーザー名、マシン名、ドメイン名などを取得可能。
旧バージョンでは、印影内に文字がおさまるように表示位置や文字サイズを調整していたが、本バージョンからユーザー側でサイズを抑制するかどうかの選択ができるようにした。
いつどのドキュメントに捺印したのかをログに保存。
プロパティ数27→48、メソッド数4→12
e-スタンプ Version1と、e-スタンプ xpの同時インストールはできません。
必ず、既存のe-スタンプをアンインストールしてから、インストールしてください。
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