本書は、“糸電話で3人以上が同時会話するには”という命題を探ることを通して「コンピュータネットワークのしくみ」を学んでいただける画期的なビジュアルブックです。絵と文のどちらもがメインの要素となっていて、楽しみながらどんどん詠み進むことができます。単純なパターンを繰り返しながら徐々に複雑にしていくスタイルで話が展開していくので、事前に読み進んでしまいます。本書を読めば、コンピュータネットワークをあっという間に理解できます。
Chapter 1 糸電話をはじめよう
便利な糸電話?
実験開始!
世の中、決まりだらけ
この章のまとめ
Chapter 2 伝言ゲームとないしょ話
メッセージのやりとりは階段構造
意味と手段は別問題
この章のまとめ
Chapter 3 つなぎ方はいろいろだけど
いろんな糸電話
みんなで糸電話?
糸電話のつなぎ方いろいろ
衝突問題ふたたび
この章のまとめ
Chapter 4 ネットワークのネットワーク
ウルトラCの正体は?
ネットワークのネットワーク?
連絡係も楽じゃない!
2つのあて名
この章のまとめ
Chapter 5 秘密結社「糸電話クラブ」
「糸電話クラブ」結成!
あて先は1つ、道順はたくさん
道順を決めるのはだれ?
この章のまとめ
Chapter 6 糸電話ネットワーク大作戦
学校を飛び出そう
糸電話の限界!?
いよいよ本番!
この章のまとめ
Chapter 7 糸電話とインターネット
糸電話ネットワークとコンピュータネットワーク
インターネットはコンピュータネットワークの一種
ネットワークの階層とプロトコル
TCP/IPって何のこと?
となり近所とのやりとり担当―ネットワークインターフェイス層
目的の相手にメッセージを届ける―インターネット層
あて先に確実に届けるために―トランスポート層
ネットワークで得た情報の利用―アプリケーション層
インターネットのしくみを決めるのは誰?
糸電話ネットワークが教えてくれたこと
この章のまとめ
ふろく
t04894ty さん
2009-08-11
糸電話という身近な例を使って、ネットワークを説明している。非常にわかり易い。総合学習とかでこういう授業があると楽しいんだろうな。