Facebookをはじめとする各種ソーシャルメディアサービスが急速的に浸透するなか、欧米では人と人がつながることにより生まれる経済価値が注目を集め始めている。日本ではソーシャルメディア後進国と言われる一方、ソーシャルメディア時代の価値観およびそこに紐づく消費は大きな変革期へと来ている。
本書では、経済価値をも変えてしまう、この大きなうねりを「ソーシャル・エコノミー」と呼ぶ。ソーシャル・エコノミーを活性化させる基盤となるのは、良質なコミュニティだ。本書では、昔の日本のムラを統治する手段として行なわれてきた「祭り」や、よりエンターテインメント的に発展した「祭り」など、コミュニティを創り・育て・盛り上げるためのノウハウやメカニズムを解明し、コミュニケーションを考えるヒントとして提案する。
ソーシャルエコノミーの予言者たち
小林弘人◆佐藤尚之◆斉藤徹◆宇野常寛◆鈴木謙介◆アルビン・トフラー
119「祭りのハタ」への高まり方
第5章 ソーシャルエコノミー・クエスト頭に地図を広げよう
終章「和」のなる方へ解説
[一橋大学名誉教授]野中郁次郎
Yoshitomo Kurokawa さん
2013-03-17
上手くいった事柄を後から説明してみても、それは今だからいえることであって、難しいのは、そういう後から説明できるような仕組みらしきものを、最初に発想することだな、と思いました。
風竜胆 さん
2012-12-25
私などには、あまりなじみの無い分野だが、世の中の大きな流れのひとつとして見ると、なかなか興味深い。この方面に関係している人には、様々なヒントが詰まっているのではないかと思われる。
HALI_HALI さん
2015-09-06
和の共創費。