Raymond Roestenburg(著) , Rob Bakker(著) , Rob Williams(著) , 前出 祐吾(翻訳) , 根来 和輝(翻訳) , 釘屋 二郎(翻訳) , TIS株式会社(監修) , TIS株式会社(翻訳)
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昨今、ムーアの法則は終焉したとも言われ、かつてのコンピュータの性能向上に期待するアーキテクチャでは、増加を続けるトラフィックに対処することが難しくなりました。
並行プログラミングやクラスタ構成によるスケーリングへの理解が開発者・アーキテクトに求められています。
本書は並列・分散処理フレームワークAkkaの解説書『Akka in Action』の日本語版です。本書では、制御が難しい並行・分散システムをAkkaによって安全に構築する方法を学ぶことができます。
アクターモデルなどの基本概念やAkkaの基本的な機能といった全体像から、akka-httpとakka-streamを用いたストリーム処理に基づくハイパフォーマンスなRESTサービスを構築する方法、Akkaのクラスタリングを用いて障害からの回復力を持つスケーラブルなシステムを構築する方法などについて説明していきます。そのほか、システム間連携、Akkaのテストとパフォーマンスチューニングなど、より実践的な事柄についても詳しく説明します。
また、訳者による日本語版オリジナルの書き下ろしとして、Alpakkaを用いたエンドポイントの実装の解説(13.2節)、AkkaをJavaから使う方法(巻末付録)を追加しています。
【ポイント】
●Akkaの基本から応用までを、実践的な例をもとに学べる
●リアクティブシステムを構築するためのアーキテクチャや概念、手法を学べる
●非同期プログラミング・分散システムについて学べる
これからAkkaを使い始めたい開発者やAkkaの使い方・活用方法をきちんと学びたい開発者、非同期プログラミングに興味のある開発者、分散システムを設計するアーキテクトにおすすめの一冊です。