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ある日突然、親が入院!あっという間に退院、そして介護!?
「介護」はいきなりやって来ますが、「情報収集」と「自己申告」が基本なので、自分で動かなければ事態が何も進みません。
本書は、親の入院・介護の定番書としてロングセラーの第4版。
・制度の仕組みや手続き
・サービスや施設の種類や費用
・専門職とのスムーズなやりとり
・家族の役割分担
・仕事や子育てとの両立……
必要な情報を「短期→中期→長期」の時系列でわかりやすく紹介しており、「いま知りたいことが、すぐに読める」と好評です。
第4版では、最新の法制度に対応するとともに、「親の介護と自分の生活の両立」に関する内容がさらに充実。
自分の人生も大切にしながら、親をサポートするヒントがつまった1冊です。
【こんな人におすすめ】
・急に介護が始まり、何から手をつければいいのかわからない
・今後に備えて、制度や手続きをざっくり知りたい
・入院・介護にかかるお金のことが心配
・家族や専門職とのやりとりにモヤモヤしている
・「介護離職」の言葉が頭をよぎる
【目次】
1章●突然、そのときは来た!(短期的戦略)
2章●退院は「介護」の始まり(中期的戦略)
3章●親の「入院・介護」と自分の「生活・仕事」を両立する(中・長期的戦略)
4章●「介護」に必要なコミュニケーション力(中・長期的戦略)
5章●「介護」にかかる「お金」で損をするな!(中・長期的戦略)
6章●「施設介護」も選択肢に!(長期的戦略)
【著者紹介】
太田 差惠子(おおた・さえこ)
介護・暮らしジャーナリスト。京都市生まれ。1993年頃より老親介護の現場を取材。取材活動より得た豊富な事例をもとに、「遠距離介護」「仕事と介護の両立」「介護とお金」などの視点でさまざまなメディアを通して情報を発信する。企業、組合、行政での講演実績も多数。AFP(日本ファイナンシャル・プランナーズ協会認定)資格を持つ。「Yahoo!ニュース エキスパート」のオーサーなどでも活躍中。1996~2023年までの27 年間、遠距離介護の子世代をサポートするNPO法人を運営。主な著書に、『高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第3版』(翔泳社)、『知っトク介護 弱った親と自分を守る お金とおトクなサービス超入門 第2 版』(共著、KADOKAWA)などがある。
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1章●突然、そのときは来た!―短期的戦略―
1:「親が倒れて入院した」と電話がかかってきた!
2:入院には「保証人」や「保証金」が必要?
3:入院中の「スケジュール」を知りたい
4:手術や検査、治療には「同意書」が必要?
5:入院、転院、その後の流れは?
6:「病院は長居させてくれない」はホント?
7:入院中の不安は、誰に相談すればいい?
8:親の「入院費用」はどれくらいかかる?
9:大部屋が満室の場合も「差額ベッド代」が必要?
10:親が民間の「医療保険」に加入していたら?
11:入院中の「付き添い」や「洗濯」はどうする?
12:もう少し入院したい場合の病院とは?
13:入院中でも「介護保険」は申請できる?
14:退院後は介護のケアも必要になりそう…
15:自宅、病院、施設……どこで「介護」する?
コラム:介護は長期戦!親の老後と子の老後は同時進行
2章●退院は「介護」の始まり―中期的戦略―
1:介護のことは何もわからない。相談窓口は?
2:「主たる介護者」と「キーパーソン」は何が違う?
3:「要介護」の認定ってどうなっているの?
4:「基本チェックリスト」って何?
5:介護保険の「認定調査」って何をするの?
6:この状態でこの「要介護度」はありえない!
7:介護サービスを計画してくれるのは誰?
8:よい「ケアマネジャー」とはどんな人?
9:どんな「介護サービス」が受けられるの?
10:介護保険サービスの利用費は?
11:医師や看護師に家へ来てもらうには?
12:とりあえず家事と介護を助けてほしい!
13:ホームヘルパーには何を頼めるの?
14:「通所・宿泊」サービスはどう利用する?
15:「通い」「泊まり」「訪問」ができるホームがある?
16:親の家は段差だらけで転倒が心配!
17:介護ベッドや車いす、手すりを使いたい
18:「介護保険」以外にも使えるサービスはある?
19:食事の用意のために実家に通うのはムリ!
20:緊急通報や紙おむつ給付も自治体サービスで
21:独居の親を毎日見守るには?
コラム:2026年からスタート。「介護情報基盤」とは?
3章●親の「入院・介護」と自分の「生活・仕事」を両立する―中・長期的戦略―
1:仕事を辞めずに介護できる?
2:介護で仕事を休める法律がある?
3:介護休業の上手な使い方とは?
4:介護で仕事を休んだ場合にもらえるお金とは?
5:介護者の立場を考えてくれないケアマネに困惑…
6:休息のための「ショートステイ」は必須
7:2人以上を同時に介護することになったら?
コラム:親の介護介護を「マネジメント」しよう
4章●「介護」に必要なコミュニケーション力―中・長期的戦略―
1:「元気な親」への配慮も大切?
2:呼び寄せたいけど、親は「住み慣れた家がいい」
3:「介護保険なんて申請するな」と親に怒鳴られた!
4:認知症が心配でも、「精神科に行こう」と言いにくい
コラム:「認知症」は他人事ではない
5:遠距離の親の災害時のサポートは?
6:「顔も見たくない親」の介護をどこまでするか?
7:もしものときの延命治療はどうする?
8:きょうだいと介護の分担を話し合いたい
9:親の家に「引きこもり」のきょうだいがいる
10:「自分の親の介護は自分で」が基本
11:「シングルは身軽」と介護を抱え込むのは危険
12:「いつまで親を1人にさせておくんだ」と言われる…
13:親の主治医やケアマネとどうかかわる?
コラム:親の異変に早期に気づくために
5章●「介護」にかかる「お金」で損をするな!―中・長期的戦略―
1:介護の費用は、いくらかかる?
2:年金、貯蓄、借金…親のお金事情を確認!
コラム:親が「住民税非課税世帯」だと、医療費・介護費はぐっと安くなる
3:親のお金をスムーズに入出金する方法は?
4:きょうだいと介護のお金でもめて修羅場に…
5:遠距離介護の「交通費」負担が厳しい…
6:医療費が高額になったときの「軽減策」は?
7:高額な介護費の自己負担も減らせる?
8:「親の自宅」を「担保」に介護費用をまかなう?
9:「親の自宅」を「賃貸」して生活資金を得る?
10:障害者への支援制度も利用できる?
11:同居でも別居でも親を「扶養」できる?
12:介護サービスの一部も医療費控除できる?
13:父親が死亡。母親の生活費・介護費は大丈夫?
14:同居でも世帯が別なら費用は安くなる?
15:日常的なお金の管理が難しくなってきた
16:認知症などで金銭管理ができなくなったら?
17:成年後見よりも手軽に家族が財産管理できる方法は?
18:生活保護で医療・介護費が大幅軽減?
コラム:介護では「自己申告」と「情報収集」が大切な理由
6章●「施設介護」も選択肢に!―長期的戦略―
1:どのような施設を探せばいい?
2:施設なのに、「介護」が付いていない?
3:施設の立地は実家の近所? 自分の家の近所?
4:親の年金はわずかだけど、施設入居は可能?
コラム:特別養護老人ホームの費用が突然2倍に!?
5:「特別養護老人ホーム」へ入居するコツはある?
6:特養の順番待ちの間に利用できる施設はある?
7:ひどい施設があるという報道を見て不安…
8:認知症の親が入れる家庭的な施設とは?
9:有料老人ホームは「入居一時金」が必要?
10:見守りをしてくれる「高齢者住宅」とは?
11:施設入居中に「入院」することになったら?
12:施設は「終の棲家」になる?
13:施設の「重要事項説明書」の見方とは?