1989年、最初のノートパソコンといえる東芝ダイナブックの登場から、ほぼ30年という年月を経て、パソコンの構造やソフトウェアは様々な変遷を遂げました。コモディティ化しながらも多様な発展を維持するパソコン、趣味的な熱狂をはらみながらもビジネスやマーケットを成り立たせていく多様なパソコン文化はまだまだ健在です。
本書は、30年以上を通して変化したパソコンを2部構成で、写真を多用し世相にも触れながら、時間の流れの中で大きな変化をわかりやすく解説します。第1部を年代ごとのトピックの解説にあて、当時の開発者や関係者への「証言(ターニングポイント)」を盛り込み、開発秘話などを明らかにしてもらいました。また、第2部では、PCアーキテクチャなどをテーマごとにまとめました。
Part 1 パソコン年代記
序章 パソコンの歴史を彩るいくつもの潮流についてPart 2 パソコンをめぐる時代の変遷
1 CPUとPCアーキテクチャで見るパソコンの歴史写真と図版について
編集後記
Kenichi Tsukamoto さん
2014-03-04
パソコンに限っていえば、70年代後半から90年代前半で、語るべきマシンの歴史は終わっていると思う。
M さん
2014-11-22
30年が264ページなので細かな内容は少ないけれど、一昔前の話にざっくりと付いていくため、若い人が読んでおくには丁度良い一冊。しかし、少なくとも半分以上は実経験込みで「懐かしい!」と言えるのは、齢をとった証拠か…
SS さん
2014-07-06
TK80位から寄り添いつつ離れつつみてきたので懐かしい。MSもintelも結構黒い歴史もっているけど、ドッグイヤのこの業界で成長しながら生き残っているのはすごいなあ。