「判りやすくて実用的」「ダイヤグラム図の使い方が明快になった」などなど数々の大好評をいただいた旧版を更にパワーアップした新版です。
単なるUMLモデリング入門にとどまらず、UMLの中でも使用頻度の高いクラス図やユースケース図をはじめ、オブジェクト図やシーケンス図、逆にあまり使われていない配置図やコンポーネント図まで、その使い方の本質をじっくりと丁寧に解説します。今回の改定第2版では、最新のUML2.0/2.1に完全対応し、使用されている図を全面的に書き換え、新しい図の追加(コンポジット構造図、タイミング図、相互作用概要図、パッケージ図)、既存の図の変更(アクティビティ図、シーケンス図、その他)、 MDA(モデルからのコード自動生成)に対応するためのUMLの言語仕様の整理など、様々な改善を追加しました。実際のソフトウェア開発に生かせるUMLの本当の実力と、反対に逆効果になってしまうような落とし穴までを、実例に基づく具体的な説明とともに紹介しています。
層簡潔に、さらに判りやすく
ユースケース図やクラス図、コンポーネット図はもちろん、タイミング図 / 相互作用概要図、コンポジット構造図、パッケージ図やバージョンの混在による問題点まで幅広く実用的にフォーカス
Part 01 UMLのおさらいとウォーミングアップ
Chapter 01 モデリングのメリットを考える
モデリングとはChapter 02 UML 1.x と2.x の違い
UML 1.x からの変更点Chapter 03 ユースケース図
ユースケース図とはChapter 04 ユースケース記述
ユースケース記述とはPart 02 ダイアグラムの使いどころをマスターしよう!
Chapter 05 クラス図(基本編)
クラス図はUML の中で最も難しい図?Chapter 06 クラス図(応用編)
クラス図の応用要素Chapter 07 パッケージ図
パッケージ図とはChapter 08 オブジェクト図
オブジェクト図とはChapter 09 コンポジット構造図
コンポジット構造図とはChapter 10 コンポーネント図・配置図
コンポーネント図とはChapter 11 ステートマシン図
ステートマシン図とはChapter 12 アクティビティ図
アクティビティ図とはChapter 13 相互作用図~シーケンス図とコミュニケーション図
相互作用図とはChapter 14 相互作用図~タイミング図と相互作用概要図
タイミング図とはPart 03 ダイアグラムを組み合わせてみよう!
Chapter 15 ダイアグラム間の整合性
ダイアグラム間の整合性とはChapter 16 UML とプロセス
プロセスとはAppendix オブジェクト指向によるソフトウェア開発の基本
Appendix 01 ソフトウェア開発とオブジェクト指向の基礎
ソフトウェア開発の現状Appendix 02 開発と管理の「プロセス」を考える
プロセスとは何かHirokazu Okabe さん
2016-05-21
読み終わるのに けっこう、時間がかかったなぁ。。。
wang さん
2011-04-02
UMLについて実際に作図できる実践的で平易な入門書。UML 2.x対応で全図の説明があるのはもちろんだが、あまり詳細に立ち入らず実践に必要な程度に詳しく説明しているのがいい。レンタルビデオ店を例にした実践的なサンプルを各図についてあるのと別に個別要素の説明用の図も豊富。
monotony さん
2018-06-05
UML入門書としても分かりやすく、実務的な視点もちりばめられてあり実務的にもそこそこ使える。ちょこちょこ読み返しています。