ハミングヘッズ株式会社(監修)
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昨今、コンピュータシステムの情報漏えいが社会的な関心を集めており、「標的型攻撃」というキーワードが注目されるようになってきました。標的型攻撃では特定の組織に侵入するために対象に特化した攻撃を行うため、汎用のウィルス対策ソフトには検知されにくいという問題がありました。これに対し、ハミングヘッズ社のDefense Platform(DeP)はプログラムの詳細な挙動を監視し、許可された動作のみを許可し、怪しい動きをシャットアウトしたうえで記録します。
本書はこうした新しいタイプのセキュリティソフトウェアDePについて、企業での実践的な利用方法を解説します。セキュリティに関する概念的な知識から、ユーザーのコンピュータの利用を妨げない現実的なセッティングの方法、クライアントの集中管理など、企業のセキュリティを高めるためのさまざまな情報をまとめました。年々複雑化し、厳しさを増す企業セキュリティの現状に対応するために、ぜひお読みいただきたい1冊です。
Noriko Washio (Hattori) さん
2016-02-16
「導入ガイド」と書いてある通り、これからDefense Platformを導入しようとしている人向けの本。 本の最初のほうでは、ウイルスの歴史など読み物系の話題が多く、セキュリティ初心者向けの解説本か?と思いきや、途中からDefense Platformにどっぷりになっており、しかも操作の細部の説明までに至っている。 (というわけで、Defence Platformを導入等しない人にはあまり有用でないかも) 最後のほうでは、他の機器と組み合わせて用いた場合の設定や、インシデントがあった場合のログの見方