数々のデザイナーやアーティストを
輩出してきたOCHABI Institute。
その授業の一環として教えられているのが、
「デザインアート思考」です。
「クリエイティブをロジカルに」を掲げ、
ひらめきや思いつきに頼らず、
誰でも自分だけのアイデアを
見つけられるメソッドです。
「マーケティング・サークル」と
「プランニング・サークル」の
2つの円を行き来するうちに、
アイデアをブレストし、絞り込み、
独自のものに磨き上げていくことができます。
クリエイティブ系の仕事の人に限らず、
「なかなかひらめかない」
「発想がマンネリ化している」
「ヒットを生みたい!」
という方々に実践してみてほしいです。
■デザインアート思考の10のステップ■
Step 1 クライアントから案件の概要を聞き取る
Step 2 メンバーの個性が活きるチームビルディングを行う
Step 3 仮説形成でインサイトを導き出す
Step 4 ペルソナを創造し、ビジョンを仮決めする
Step 5 ニーズに応え、ビジョンを叶えるアイデアを考える
Step 6 新規性、差別化のポイントを検証してコンセプトを定める
Step 7 プロジェクトのデザインコンセプトを定める
Step 8 社会や環境を意識しながらトライアルを選抜する
Step 9 カスタマーの購買意欲を刺激するプロモーションを考える
Step 10 視覚情報を活用して効果的なプレゼンテーションを行う
「デザインアート思考」の10のステップで、自分だけのアイデアをブレストし、絞り込み、磨き上げる。
マーケティング・サークルとプランニング・サークルの2つの円を行き来し、つくり手の「ウォンツ」と使い手の「ニーズ」を探る。
随時スケッチなどでアウトプットすることで、アイデアが具体化し、共有しやすくなる。
ペルソナから「潜在的なニーズ」が浮かび上がらせる。
アイデアを絵で描き込んだ付箋を、外縁からうずまき状に貼る。
マーケティングで使用される4Cモデル、4Pモデル、SWOT分析なども活用。
各ステップで作ったビジュアル要素を組み合わせてプレゼン!
クリエイティブディレクター、OCHABI Institute理事の佐藤 可士和氏と、御茶の水美術専門学校 校長、OCHABI Institute理事の服部 元氏の対談を掲載。
まえがき|なぜビジネスパーソンにデザインアート思考が必要なのか
Part 1|デザインアート思考とは?
1 デザインアート思考の要となる2つの円
2 デザインアート思考は「ビジョン」がすべて
3 2つの円の思考プロセスを何度でもアジャイルする
4 迷った時は、SDGsがクライテリアとなる
5 絵でアウトプットすることで、周囲に伝わり、相手を動かす
Part 2|デザインアート思考で課題を解決しよう
Step 1 クライアントから案件の概要を聞き取る
Step 2 メンバーの個性が活きるチームビルディングを行う
Step 3 仮説形成でインサイトを導き出す
Step 4 ペルソナを創造し、ビジョンを仮決めする
Step 5 ニーズに応え、ビジョンを叶えるアイデアを考える
Step 6 新規性、差別化のポイントを検証してコンセプトを定める
Step 7 プロジェクトのデザインコンセプトを定める
Step 8 社会や環境を意識しながらトライアルを選抜する
Step 9 カスタマーの購買意欲を刺激するプロモーションを考える
Step 10 視覚情報を活用して効果的なプレゼンテーションを行う
Part 3|対談「ビジネスでこれから求められる人材とは」
・クリエイティブディレクター、OCHABI Institute理事 佐藤 可士和
・御茶の水美術専門学校 校長、OCHABI Institute理事 服部 元
あとがき|デザインアート思考で可能になること
そ吉 さん
2022-04-11
美術専門学校がビジネス向けの本を書くとこうなるのか。 SWOTや3C等のビジネスフレームワークを視覚的な訴求ツールとしてデザインし、ブレストやプレゼンで効果的な印象を残す過程をワークショップ形式で書いている。 書いてある事自体に目新しさは無いが、いわゆる見える化とも違うデザイン思考という概念であり伝える際の考え方としてはいいのだろう。★★☆☆☆
リュウ さん
2022-01-10
読了。今後の思考の糧にしたい
まふ さん
2022-01-20
あんまりピンとこなかった。対象読者じゃなかったかも。流行りのワードをただ広く浅く取り上げてる印象で刺さらなかった。