【本書の概要】
日本語教育能力検定試験に多くの合格者を輩出している
ヒューマンアカデミーの講師陣が、幅広い試験分野を1冊で
学習できるよう内容を厳選して、わかりやすく解説。
実力をチェックできる練習問題付き。
「音声分野」「記述」問題には特別章で強力にフォローし、
独学でも合格する力が十分につきます。
【本書の特徴】
・合格者続出の大人気講座が1冊で学習できる
・最近の動向に合わせて大幅リニューアル
・試験の全出題範囲から重要なところを重点解説
・いつでも最新の統計資料(Web資料)
・「音声」試験対策がばっちりできるCD付(ダウンロード版もあります)
【こんな方にオススメ】
・日本語教育能力検定試験に絶対合格したい人
・日本語教育業界について広く知りたい人
【日本語教育能力検定試験とは】
1年に一度行われる日本語教師の登竜門と呼ばれる試験。日本語教師として働くならば必携の資格と言える。
【本書の構成】
第1部 言語一般
第1章 文法体系1:日本語教育における品詞
第2章 文法体系2:日本語教育における「文型」と助詞
第3章 文法体系3:日本語教育における重要な文法項目
第4章 言語の構造
第5章 語用論的規範
第6章 言語の類型と世界の諸言語
第7章 文字と表記、日本語史
確認問題
第2部 言語と教育
第1章 言語教育法・実技
第2章 評価
第3章 異文化間教育・コミュニケーション教育
第4章 言語教育と情報
確認問題
第3部 言語と心理
第1章 言語知識の獲得と理解の過程
第2章 言語習得・発達
確認問題
第4部 言語と社会
第1章 異文化コミュニケーションと社会
第2章 社会言語学
確認問題
第5部 社会・文化・地域
第1章 日本語教育事情
第2章 日本語教育史
確認問題
第6部 音声分野
第1章 音声の基本
第2章 五十音図の発音
確認問題
第3章 検定試験の音声問題
練習問題
第7部 記述問題
第1章 記述力を磨く
練習問題
日本語教育能力検定試験に数多くの合格者を輩出しているヒューマンアカデミーの講師陣が、幅広い試験分野を1冊で学習できるよう内容を厳選。出題範囲5区分をすべてカバー。さらに弱点克服の特別章(音声および記述問題)もあります。試験対策としてだけでなく、日本語教育の入門書としても、さらに教師になってからの手引書としても使える業界人必携の1冊です。
試験に合格するために必要なシラバスを網羅しているだけでなく、日本語教師として使える内容も多く、長く使うことができます。
テキストをひととおり読んだら、一問一答で理解の確認ができる。わからなかったら更にテキストに戻って知識を確認しよう。
試験は1/3が音声による問題。これに対応するためのノウハウと練習問題が満載です(音声はCDのほかダウンロードでも提供)。
※電子書籍版にはCDは付属しておりません。MP3ファイルをダウンロードしてご利用ください。
■第1部 言語一般
第1章 文法体系1:日本語教育における品詞
1.日本語教育における品詞
2.動詞
3.形容詞
4.名詞
5.指示詞
6.副詞
7.接続詞
8.助動詞
9.助詞
第2章 文法体系2:日本語教育における「文型」と助詞
1.日本語教育における「文型」
2.格助詞の用法
3.主題の「は」
第3章 文法体系3:日本語教育における主要な文法項目
1.自動詞と他動詞
2.ヴォイス(態)
3.アスペクト
4.テンス
5.モダリティ
6.複文の構造
7.待遇表現
第4章 言語の構造
1.言語記号の特徴
2.音声・音韻体系
3.形態・語彙体系
4.語彙の体系
5.統語構造
6.意味体系(1)一般意味論
7.意味体系(2)認知意味論
第5章 語用論的規範
1.意味論と語用論の違い
2.発話行為と間接発話行為
3.協調の原理と会話の公理
4.ポライトネス理論(ブラウン&レビンソン)
5.会話分析・談話分析
6.結束性・照応・推論
第6章 言語の類型と世界の諸言語
1.対照言語学と言語教育
2.言語類型論(タイポロジー)
3.日本語、韓国語、中国語、ベトナム語、英語の対照
4.言語の系統(語族・語派)
第7章 文字と表記、日本語史
1.文字と表記
2.日本語史
3.日本語研究史
■第2部 言語と教育
第1章 言語教育法・実技
1.日本語教育とは
2.外国語教授法
3.コース・デザイン
4.教材分析・教材開発
5.授業実施のサイクル
6.指導法
7.訂正フィードバック
第2章 評価
1.評価の分類と方法
2.テストの種類
3.テストによる評価
4.テストによらない評価
5.よいテストの条件
6.テストの採点
7.テスト理論
8.テストの分析
第3章 異文化間教育・コミュニケーション教育
1.異文化コミュニケーション
2.異文化受容とコミュニケーションの在り方
3.異文化トレーニング
4.学習者支援とコミュニケーション
第4章 言語教育と情報
1.日本語教育とICT(情報通信技術)
2.著作権
■第3部 言語と心理
第1章 言語知識の獲得と理解の過程
1.言語知識の獲得
2.言語理解、談話理解の過程
第2章 言語習得・発達
1.言語習得
2.学習ストラテジーと学習者の要因
3.バイリンガリズム
■第4部 言語と社会
第1章 異文化コミュニケーションと社会
1.異文化コミュニケーションと社会
2.言語/非言語コミュニケーション
3.言語と社会
4.各国の言語政策
第2章 社会言語学
1.言語変種
2.言語接触
3.言語の多様性
4.やさしい日本語
■第5部 社会・文化・地域
第1章 日本語教育事情
1.国内の日本語教育事情
2.外国人の受入れ
3.海外の日本語教育事情
4.日本語教育関連事業
第2章 日本語教育史
1.戦前の外地における日本語教育
■第6部 音声分野
第1章 音声の基本
1.音声の知識
2.音の作られ方
3.調音
4.音声と音韻
第2章 五十音図の発音
1.五十音図の発音
2.アクセント
3.イントネーション・プロミネンス
第3章 検定試験の音声問題
1.日本語教育能力検定試験にむけて
2.音声分野の聞き取りの基本
■第7部 記述問題
第1章 記述力を磨く
1.小論文とは
2.文章構成を考える
3.正確かつ分かりやすい言葉で書く
4.論理的に書くために
5.試験問題に解答するために