マーケティング担当者にとって、Excelは日常的に使うツールです。にもかかわらず、数字の統計や分析、資料作成等の業務において、Excelをしっかり使えている人はあまり多くありません。また、いまだに勘や経験に頼って業務を行っている(かつ、そのことに自身でも問題意識を感じている)人は少なくないようです。そこで本書は、「マーケターがExcelを使えるとどんなメリットがあるのか?」という基本知識から始め、「数字の集計」「集計した数字の分析」「分析に基づく予測」「報告資料の作成」等々、利用シーンに合わせたExcelの活用法を徹底解説しました。著者自身も現役バリバリのマーケターですから、現場のニーズに即した内容になっています。世の中の全てのマーケティング担当者に、ぜひ手に取っていただきたい1冊です。
第1部 基本知識編
第1章 マーケティング業務の概要
第2章 できるマーケティング担当者への近道
第2部 マーケティング実務編
第3章 STEP1 数字を集計する
第4章 STEP2 集計した数字を分析する
第5章 STEP3 分析をもとに予測を立てる
第6章 STEP4 報告・プレゼン資料を作成する
mujimaru51 さん
2017-05-28
分析の幅を広げたくて分野違いの本書を図書館にて借りました。本書の特徴として、マーケティングの概要から数字の集計、分析、予測モデルの作成、社内プレゼンへと続いていきます。エクセルの関数で分析をいじり始めたがその効果がまだ今一つつかめていないという方にお勧めの一冊です。内容自体も濃すぎなく薄すぎない内容で休みの日に午前中だけ勉強したいという方向けではないでしょうか。
コルチャック さん
2019-01-31
マーケット初心者なので最初の心得や基本的な考え方が非常にわかりやすく、助かりました。便利な2次データの情報なども書いてあります(p81)。 EXCELの解説も私にとっては面白く、カラースケールやデータバーなど、こんなに手軽で便利なものを知らなかった。今までわざわざ条件付き書式を選んでいたもので…その必要が無いものも多かったな、と反省。新機能なのか? フィルターと組み合わせるsubtotal関数やピボットテーブルの「セグメント」なども有用そう。
ぱぱちん さん
2016-10-08
もともとEXCELでの分析はやっていたので、それ以上どこまでやれるのか興味があったんだけど、EXCELのテクニックというよりも分析を行うまでの話がメインだった。分析するための因数分解はかなりためになった。それと、プレゼンのテクニックも結構勉強になった。忘れそうになったらまた読み返してみたい本だった。今後の分析を行う前の参考にしたい。結構おすすめ!