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ジョイ・インク 役職も部署もない全員主役のマネジメント

リチャード・シェリダン(著) , 原田 騎郎(翻訳) , 安井 力(翻訳) , 吉羽 龍太郎(翻訳) , 永瀬 美穂(翻訳) , 川口 恭伸(翻訳)

商品番号
148780
販売状態
発売中
納品形態
宅配便にてお届け
発売日
2016年12月19日
出荷開始日
2016年12月20日
ISBN
9784798148786
判型
A5変
ページ数
344
キーワード
経営  イノベーション  リーダーシップ

1,980円(税込)(本体1,800円+税10%)
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【翻訳レビューにご協力いただいた方々】(敬称略)
新井剛、今給黎隆、円城寺康人、倉貫義人、木塚あゆみ、田口昌宏、
竹葉美沙、田中宏幸、松元健、矢島卓、山口鉄平、山田悦朗

全社員が仕事に喜びを感じられる環境を作る

官僚主義や長時間労働、顧客との信頼問題、社員間の関係の崩壊など、
過剰な市場競争のもとでは企業のブラック化を止めるのは困難極まります。
「見える化」やリーン、シックス・シグマなどの解決手法を導入しても、
持続できずにむしろ悪化させてしまうケースがほとんどです。

しかし、米国で最も幸せな職場と言われるメンロー・イノベーションズ社は
「働く喜びの追求」を経営の柱にし、このような問題を解決しました。

本書では同社の創業者かつCEOであるリチャード・シェリダン氏が、
職場に喜びをもたらす知恵や経営手法だけでなく、顧客も巻き込んで
より良い製品を作り、事業を継続させる手法も惜しみなく紹介しています。

【手法の一例】
・階層がない組織: 上司が存在しない
・ペアでコンピュータを共有: 常に二人一組で作業を行う
・ショウ&テル: 二週間ごとに進捗と状況を報告する顧客との合同イベント
・デイリースタンドアップミーティング: 毎朝10時の全員参加の民主的会議
・地下駐輪場を使った仕切りのないオフィスでワイワイガヤガヤ働く
・仕事内容や進行、給料までオープンにして、信頼を生む

こうした手法の一つひとつが社員に安心と成長の機会を与え、
働く喜びと目覚ましい成果を生み出すのです。
人員採用から職場環境、プロジェクト管理まで、すべての業務に
良い変化を起こすための、経営者必携の1冊です。

推薦者まえがき(玉川 憲)
イントロダクション
1章 僕が喜び(Joy)にたどり着くまで
2章 スペースとノイズ
3章 自由に学ぶ
4章 会話・儀式・道具
5章 インタビュー・採用・立ち上げ
6章 観察のもつ力
7章 恐怖と戦い、変化を抱擁する
8章 ボスではなくリーダーを育てる
9章 カオスを終わらせ、曖昧さをなくす
10章 厳密、規律、品質
11章 持続可能性と柔軟性
12章 スケーラビリティ
13章 説明責任と結果
14章 アライメントー向きを揃える
15章 問題
16章 まとめ――喜びのなかへ
エピローグ――ひらめき
お勧めの先生たち
推薦者あとがき(川鍋 一朗)
本書に寄せて(ケリー・パターソン)

各種問い合わせは以下のリンクからご連絡ください

感想・レビュー

Tenouji さん

2017-03-08

エクストリームプログラミングやアジャイル・スクラムの実践の書なのだが、仕事に喜びを感じるには、という視点で語られている。そうなんだよね、仕事は人間と社会をつなぐ場なんだけど、そこになぜ心の話を持ち込んだらいけないんだ、ってことなんだろうね。ペアプログラミングと、カードによるタイムスロット管理を強調してるけど、社内プロジェクトがうまくいかないと書いてあるのが意外だった。

monotony さん

2017-03-20

ハイテク人類学者って言葉が妙に刺さる。ITや技術に興味はあってもバリバリのエンジニアではない、それでもITや技術で世の中に役立つことをしたい、人を喜ばせたい。自分が目指したいものはコレなのかも。そう思えた。そんなハイテク人類学者やエンジニア、マネージャーが一体となって「喜び」を追求するIT企業メンロー・イノベーションズの取り組みを創業者自らが語る。追求しているのは「幸せ」ではなく「喜び」。やってることはアジャイルの徹底・拡張。ペア行動をエンジニアだけじゃなくてマネージャにも適用しているのが印象に残った。

monotony さん

2017-05-31

ハイテク人類学者をもう少し深堀してみたいと思ってKindle版で再読。改めて読んでみるといわゆるUI/UXデザイナーに近い役割なのかなとも思えてきて自分の指向性との違いも見える。そもそも人類学者という言葉自体がふわっとしてるので、その辺は状況によって解釈は変わるのだろうけど。いずれにしてもJoy,Incは企業のあり方の理想の一つとして興味深い。

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