JSTQB Foundationはソフトウェアテスト技術者を認定するためのエントリーレベルの
資格試験です。安全で高品質なソフトウェアのために、テスト技術力の向上を目指して
実施されています。
試験は2月と8月の年2回行われ、2006年の第1回以降、受験者が増え続けています。
その試験が、2020年2月の第28回試験から新しいシラバス「Version 2018」に準拠して
実施されます。
本書はシラバス2018に対応した学習書で、試験範囲をもれなく解説するとともに、
覚えておくべき重要用語の定義や、1回分の模擬試験も収録しています。
第1章 テストの基礎
1.1 テストとは何か?
1.2 テストの必要性
1.3 テストの7原則
1.4 基本的なテストプロセス
1.5 テストの心理学
第2章 ソフトウェア開発ライフサイクル全体を通してのテスト
2.1 ソフトウェア開発ライフサイクルモデル
2.2 テストレベル
2.3 テストタイプ
2.4 メンテナンス(保守)テスト
第3章 静的テスト
3.1 静的テストの基本
3.2 レビュープロセス
第4章 テスト技法
4.1 テスト技法のカテゴリ
4.2 ブラックボックステスト技法
4.3 ホワイトボックステスト技法
4.4 経験ベースのテスト技法
第5章 テストマネジメント
5.1 テスト組織
5.2 テストの計画と見積り
5.3 テストのモニタリングとコントロール
5.4 構成管理
5.5 リスクとテスト
5.6 欠陥マネジメント
第6章 テスト支援ツール
6.1 テストツールの考慮事項
6.2 ツールの効果的な使い方
第7章 模擬試験
7.1 問題
7.2 解答・解説
ゆうき さん
2020-01-25
最後の模擬問題は解いていないけれど、一先ず読了!2周目の途中ですが、突然、初見の横文字のIT用語やビジネス用語が登場してビビる以外は特に問題もなく読みやすいです。著者ができる範囲、自分なりに噛み砕いて説明されてる感。重要語は似たことばが多すぎるので、あいうえお順ではなく、カテゴリごとか、いっそ登場順に並べてほしかったと思いました。テストなんちゃら、テストなんとかーと並べられると訳が分からなくなります。
kannkyo さん
2021-05-24
国際的なテストの資格ISTQBの日本版。海外とも互換性があるので国際的に通用する資格。しかし日本ではマイナー。情報処理技術者試験に”テスト”がないように、日本ではテストの体系的教育が軽視されている。JSTQB Foundation の試験範囲は実務的かつ基本的なことばかり。新卒社員とかに受けさせた方がいいんでね?
なおと さん
2019-10-20
JSTQB