森野 誠之(著)
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「うちも今度こそ、ネットを頑張るぞ」
そう決意した小さい会社のひとり担当者が、未経験・低予算・独学でホームページリニューアルから始め、ウェブマーケティングを成功に導くための指南書です。
具体的には次のような方が対象です。即効性や大儲けを求める人には不向きな本です。
●大都市圏に所在地がない、社員数が5~50名程度の企業に所属する企業経営者、ホームページ担当者
●ウェブマーケティング未経験、もしくは始めたばかりの人
●半年~1年後に結果が出れば良いと思っている人
ちゃんとしたホームページを持ち、コンテンツを更新し、SNS等で発信し続けるといった「ネットを頑張る」ことは、仕事のやりかたを大きく変える、つまりDXすることになります。
言われたことだけをやり続ければよかった下請けから、オーダーメイドに対応する主体的な企業になっていくのです。そして、インターネット上での変化がリアルにも反映されてくると、「ネットを頑張る」ことに意味があるんだと、社内の多くの人たちが実感してくれるようになります。
コロナ禍により迫られたデジタル化は、「ネットを頑張る」踏ん切りをつけさせてくれる大きなチャンスでもあります。ぜひこの機会を活かし、本来の意味でのDXを実現しましょう。
第1章 小さい会社のウェブマーケティングはホームページリニューアルから
小さい会社が「ネットを頑張ろう」と思ったら
世の中は大きい会社中心に動いている
小さい会社は動きも遅くて情報もない
「ネットを頑張る」を深掘りする
そもそもマーケティングとは
なぜホームページリニューアルから始めるのか
ひとつのコンテンツを多チャネルで展開する
SNSでコンテンツを拡散する仕組み
メルマガでは営業色を出さない
コンテンツの拡散は人間関係作り
第2章 ホームページリニューアルをやり切るために① 担当者を育成する
ウェブマーケティングに欠かせない6つの要素
担当者は「自分で考えて動くことができる人」が適任
いきなり過度な期待をしないこと
担当者育成のためのルーチン
ガントチャートで可視化する
筆者が厳選!チェックしておきたい定番サイト
同じジャンルの書籍を数冊読もう
よく聞かれることまとめ ウェブマーケティングFAQ
第3章 ホームページリニューアルをやり切るために② 社内の基盤を整える
社内で責任持って管理すべき権利
リニューアルに乗じて「ロゴ」も整備しよう
ホームページは何ページ? 構成を考える
理念が重要な時代 リニューアル時に練り直そう
ホームページ内に販売機能(オンラインショップ)を入れたい人へのアドバイス
Googleアカウントの管理は必須
SNSアカウントは会社の財産
メルマガは小さい会社の強力な武器
第4章 ホームページリニューアルをやり切るために③ 外部パートナーのディレクション
ホームページリニューアルの流れ
発注側のディレクターに求められる能力
スケジュールは厳守。公開はゴールではない
第5章 ウェブマーケティングのPDCAを回す① コンテンツを作成し続ける
ウェブマーケティングのコンテンツは3種類
トンマナ(?)に気をつけよう
校正はしっかり
無意識な画像利用は著作権違反の可能性大
引用は引用ルールの範囲内で
コンテンツが仕上がったらSEO視点の調整を
外部ライター依頼時の3つのポイント
第6章 ウェブマーケティングのPDCAを回す② コンテンツ改善を継続する
検索結果を改善するためのGoogle Search Console
ホームページの見られかたを分析するGoogleアナリティクス
Googleアナリティクスで見ておくべきページ
第7章 ウェブマーケティングのPDCAを回す③ 仕事につながる問い合わせ対応
窓を開けば反応があるもの
きちんとした問い合わせフォームとは
何度も聞かれることは最高のネタ
ホームページ担当者が問い合わせ対応で行うこと