■本書の概要
本書は、情報処理技術者試験の一つである「システムアーキテクト(SA)試験」の
対策書です。午前I試験は、高度試験(SAを含む)及び情報処理安全確保支援士試験に
共通の問題が出され、所定の条件を満たすと申請により免除される制度があります。
午前II・午後I・午後IIの試験は、SAに固有の問題が出されます。
本書は、午前II、午後I、午後IIの対策に絞っています。
午前I対策には『情報処理教科書 高度試験午前I・II 2023年版』をご利用ください。
■本書の特長
◎午前II試験(多肢選択式)の過去問から、
再出題の可能性の高い100問を精選
◎午後I試験(記述式)の長い問題文のどのように読み、
解答すればよいかを詳細に解説
◎午後II試験(論述式)の論文作成手順と
攻略のポイントを丁寧に解説
◎午後I・午後II試験の過去問5回分を書籍に掲載、
8回分をWebダウンロードで提供
◎刊行後に実施予定の令和5年度試験については
午後I・午後IIの解答・解説をWebダウンロードで提供
※ダウンロード期限は2025年3月31日までとなります。
■目次
第1部 午前II対策
第1章 午前II演習
第2部 午後I対策
第1章 午後I試験の攻略法
第2章 午後I演習(情報システム)
第3章 午後I演習(組込み・IoTシステム)
第3部 午後II対策
第1章 午後II試験の攻略法
第2章 午後II演習(情報システム)
第3章 午後II演習(組込み・IoTシステム)
付録 システムアーキテクトになるには
午前試験のエキスパートが、精度の高い出題分析をもとに過去問100問を厳選。 よく問われる知識を、整理しながらインプットできます。
長い問題文のどこをどのように読み、解答すればよいかを、過去問1問を取り上げて詳細に解説しています。
限られた時間で合格論文を作成するテクニックを伝授。 問題文で注目すべき箇所、ストーリーの作成例、論文の作成例を示して説明しています。
第1部 午前II対策
第1章 午前II演習
1.1 コンピュータ構成要素
1.2 システム構成要素
1.3 データベース
1.4 ネットワーク
1.5 セキュリティ
1.6 システム開発技術
1.6.1 システム要件定義・ソフトウェア要件定義
1.6.2 設計
1.6.3 実装・構築
1.6.4 統合・テスト
1.6.5 導入・受入れ支援
1.6.6 保守・廃棄
1.7 ソフトウェア開発管理技術
1.8 システム戦略
1.9 システム企画
第2部 午後I対策
第1章 午後I試験の攻略法
1.1 午後I試験攻略のポイント
1.2 午後I問題の解き方(R1-I-2)
第2章 午後I演習(情報システム)
演習1 新たなコンタクトセンタシステムの構築(R4-I-1)
演習2 品質管理システムの構築(R4-I-2)
演習3 保険申込システムの再構築(R4-I-3)
演習4 企業及び利用者に関する情報の管理運用の見直し(R3-I-1)
演習5 配達情報管理システムの改善(R3-I-2)
演習6 融資りん議ワークフローシステムの構築(R3-I-3)
演習7 サービスデザイン思考による開発アプローチ(R1-I-1)
演習8 レンタル契約システムの再構築(R1-I-3)
演習9 システムの改善(H30-I-1)
演習10 情報開示システムの構築(H30-I-2)
演習11 ETCサービス管理システムの構築(H30-I-3)
演習12 生命保険会社のシステムの構築(H29-I-1)
演習13 生産管理システムの改善(H29-I-2)
演習14 ソフトウェアパッケージ導入(H29-I-3)
第3章 午後I演習(組込み・IoTシステム)
演習1 IoT,AIを活用した橋梁点検・診断システム(R4-I-4)
演習2 IoT,AIを活用した消火ロボットシステム(R3-I-4)
演習3 IoT,AIを活用する自動倉庫システムの開発(R1-I-4)
演習4 IoT,AIを活用する海運用コンテナターミナルシステムの開発(H30-I-4)
演習5 IoT,AIの利用を目指した農業生産システムの開発(H29-I-4)
第3部 午後II対策
第1章 午後II試験の攻略法
学習の前に
1.1 午後II試験攻略のポイント
1.2 過去問題分析
1.3 論文作成例:業務のデジタル化(R4-II-2)
第2章 午後II演習(情報システム)
演習の前に
演習1 概念実証(PoC)を活用した情報システム開発(R4-II-1)
演習2 アジャイル開発における要件定義の進め方(R3-II-1)
演習3 情報システムの機能追加における業務要件の分析と設計(R3-II-2)
演習4 ユーザビリティを重視したユーザインタフェースの設計(R1-II-1)
演習5 システム適格性確認テストの計画(R1-II-2)
演習6 業務からのニーズに応えるためのデータを活用した情報の提供(H30-II-1)
演習7 業務ソフトウェアパッケージの導入(H30-II-2)
演習8 非機能要件を定義するプロセス(H29-II-1)
演習9 柔軟性をもたせた機能の設計(H29-II-2)
第3章 午後II演習(組込み・IoTシステム)
演習の前に
演習1 IoT,AIなどの技術進展に伴う組込みシステムの自動化(R4-II-3)
演習2 IoTの普及に伴う組込みシステムのネットワーク化(R3-II-3)
演習3 組込みシステムのデバッグモニタ機能(R1-II-3)
演習4 組込みシステムのAI利用,IoT化などに伴うデータ量増加への対応(H30-II-3)
演習5 IoTの進展と組込みシステムのセキュリティ対応(H29-II-3)
付録 システムアーキテクトになるには
システムアーキテクト試験とは
受験の手引き