高齢者はたいてい何らかの疾患を抱えています。
本書は、高齢者に多くみられる疾患について、主な症状・原因・治療法・処方されるお薬などを解説。
疾患の知識を身につけることは、急な異変も見逃さず、利用者の安全を守ることにもつながります。
食事や生活習慣の注意点、ケアの際に介護職が気をつけたいことなど、「日常生活の注意点」を紹介。
また医療との連携時に、どのようなことを伝えたらよいのか、観察のポイントを医療職目線で解説。
ほかにも口腔ケア、肌のトラブル、感染症対策、がんのケアなど、よく話題にあがる項目も盛り込んでいます。
■本書のポイント■
◎高齢者に多い約60疾患・7症状の知識を整理!
◎感染症対策など、最新の情報も満載!
◎大きめ判型で、見やすい・わかりやすい!
■こんなときに使える■
・ケアを担当する利用者の疾患について知りたい
・介護現場で求められる医療の知識を勉強したい
・医療職と連携するときに何を伝えたらよいのかわからない
■こんなことがわかる■
PART1 介護職が知っておきたい医療の知識
急性疾患と慢性疾患/口腔ケアの効用/緊急時対応/など
PART2 介護職が知っておきたい薬の知識
薬が効く仕組み/飲み合わせ/飲み忘れ対策/湿布の取り扱い/など
PART3 高齢者によくみられる疾患
潰瘍/胆のう炎/誤嚥性肺炎/狭心症/糖尿病/睡眠障害/認知症/関節リウマチ/など
■ダウンロード特典■
日々の業務で使える「介護・医療連携シート」
※本書は、2017年10月に刊行された『介護現場で使える 医療知識&お薬便利帖』(翔泳社)に加筆修正を加えた改訂版です
■監修者紹介
・川邉正和
大阪赤十字病院呼吸器外科を経て、2015年かわべクリニック開院。2018年東大阪プロジェクトを設立。
『出会うことで、人が動き出し、ともに未来を変える ~穏やかなエンディングをみんなで~』をクレドとして、医療介護職に閉ざさない真の地域包括ケアシステム構築を目指している。
・川邉綾香
2005年より大阪赤十字病院勤務。終末期患者が救急搬送に至った経緯を知るなかで、『最期まで住み慣れた自宅で療養できる医療』を目的に、2015年にかわべクリニックを開院。
すべてをコーディネートできる看護師の育成に取り組み、数多くの講演活動、ブログでの情報発信を行っている。