本書は、新人ケアマネが仕事にすぐ使える
ノウハウやコツをまとめた本です。
「あるべき姿」「理想の姿」を追い求める姿勢は
大事ですが、新人はまずは仕事を覚え、
慣れてこなすことが重要です。
試験合格後、長時間に及ぶ研修を終えても、
実習とリアルは大違い。
わからないことがあっても、
先輩も忙しそうで聞きづらく、
不安になる方も多いと思います。
本書は、20年以上の現場経験をもつからこそ書ける
現役ケアマネによる、新人のための、
現実的に役立てられる本です。
知りたいことをさっと確認できるよう
タイパを意識して作りました。
新人はいきなり新規ケースを任せられるより、
前任からの引継ぎからスタートすることが多いですが、
本書はそうした話から入ります。
現場のあるあるネタも満載!
お守り代わりに机の上に置いていただけると嬉しいです。
■構成
第1章 ケアマネジャーとして働き始める前に
第2章 ケースの引き継ぎ
第3章 モニタリング訪問
第4章 臨時訪問
第5章 新規ケース
第6章 多職種・他機関との連携のコツ
第7章 業務効率化のコツ
第8章 良好な人間関係を築くには
■著者:田中克典
日本福祉教育専門学校卒業後、福祉系の出版社を経て、東京都清瀬療護園(重度身体障害者入所施設)、清瀬市障害者福祉センター(デイサービス、ショートステイ)などで介護経験を積む。1984年にはインド・コルタカの故マザー・テレサ女史の運営する施設で介護経験し、テレサ氏とも懇談する。2000年、介護保険制度の発足と同時にケアマネジャーの実務に就き、これまでに約500人の高齢者を担当した。現在は株式会社スタートラインで現役ケアマネジャーを務めている。主な資格は主任介護支援専門員、産業ケアマネ3級。
主な著書に『介護保険のかしこい使い方』(雲母書房)、『親の介護の不安や疑問が解消する本』(日本実業出版社)、『親の介護手続きと対処まるわかりQ&A』(玄光社)、『「親の介護」は猫に例えちゃえばいい。』『親への小さな恩返し100リスト』(主婦と生活社)など。