1986 年にサイエンス社から刊行され、以後“笑いながら学べる”LISP の名著としてその名を馳せてきたものの、長らく絶版にあった稀代の逸冊が、およそ20年の歴史を越えて、いま甦る。LISPプログラミングの大元にある“考え方”を平明にユーモアを交えて解説している点が、単なるプログラミング解説書に終わることなく、頭の柔軟体操的感興を提供しており、それが20年経った今も“名著”として名高い理由か。復刊にあたっては、21世紀のLISPを取り巻く環境への言及も含め、元のユーモアを殺すことのない全面的な加筆・補筆を行なっている。
baboocon さん
2012-04-28
「ハッカーと画家」のポール・グレアムがお気に入りのプログラミング言語ということでLispとはどんなものなのか気になり、日本人有数のLispハッカーの竹内郁雄さんの著書を読んでみた。感想は、うーん・・・。序盤はまだよかったけれど中盤以降さっぱりわからなかった。柔軟な言語だというのは何となく伝わってきた。この本を読む前はLispは括弧がやたら多いという印象があったが、読んでみるとそういう見た目よりもリストやデータ構造の取扱い方こそが特徴的だと感じた。
fseigojp さん
2015-07-14
これはcommon lispの隠れた名著 抱腹絶倒の会話ですいすい
蠍 さん
2018-08-10
他の人のレビューにもあるとおり、初心者にはかなりガッツリな内容で自分も添付のプログラムを書きながら、読み進めたが最後の方は理解しきれなかった。Lispはしっかり勉強したいと思っているので他の本(on lisp, land of lisp)を読んでから再読しようと思っている。S式という概念に関して一冊を通して触れているのでその概念に関してはだいぶわかったと思う。あと、whileやuntilが添付のコードに使われているが、自分が使ってる処理系では使えなかったのが少しもどかしかった。