竹内 郁雄(著)
※1点の税込金額となります。 複数の商品をご購入いただいた場合のお支払金額は、 単品の税込金額の合計額とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。
1986 年にサイエンス社から刊行され、以後“笑いながら学べる”LISP の名著としてその名を馳せてきたものの、長らく絶版にあった稀代の逸冊が、およそ20年の歴史を越えて、いま甦る。LISPプログラミングの大元にある“考え方”を平明にユーモアを交えて解説している点が、単なるプログラミング解説書に終わることなく、頭の柔軟体操的感興を提供しており、それが20年経った今も“名著”として名高い理由か。復刊にあたっては、21世紀のLISPを取り巻く環境への言及も含め、元のユーモアを殺すことのない全面的な加筆・補筆を行なっている。
前書き (兼あと書き)
第1講 初めての人のためのLisp
第2講 carとcdrで世間を渡れば権兵衛もたじろぐ
第3講 解釈は評価なり・・・辞書なくして世は渡れず
第4講 基本関数を修了するや,突然関数定義,なんと大それた・・・
第5講 今度はcond,再帰と再起を混同せぬように・・・
第6講 またも再帰するから再帰なのだ
第7講 go,go,go・・・,do,do,do・・・,loop,loop,loop・・・,やっぱりOは丸い
第8講 Lisp御本尊のお出まし
第9講 デート前にリストの切り貼り
第10講 変態プログラム
第11講 シンボルを人前に曝す
第12講 ガールフレンドも買い物も関数引数でOK
第13講 Lispの解剖 その1
第14講 入出力がなければプログラムは生きていけぬ
第15講 Lispの解剖 とんでその2
第16講 大団円 --- 対話性に関する対話
第17講 補講の補講はメヒコから
付録 Lispのまとめ
baboocon さん
2012-04-28
「ハッカーと画家」のポール・グレアムがお気に入りのプログラミング言語ということでLispとはどんなものなのか気になり、日本人有数のLispハッカーの竹内郁雄さんの著書を読んでみた。感想は、うーん・・・。序盤はまだよかったけれど中盤以降さっぱりわからなかった。柔軟な言語だというのは何となく伝わってきた。この本を読む前はLispは括弧がやたら多いという印象があったが、読んでみるとそういう見た目よりもリストやデータ構造の取扱い方こそが特徴的だと感じた。
fseigojp さん
2015-07-14
これはcommon lispの隠れた名著 抱腹絶倒の会話ですいすい
蠍 さん
2018-08-10
他の人のレビューにもあるとおり、初心者にはかなりガッツリな内容で自分も添付のプログラムを書きながら、読み進めたが最後の方は理解しきれなかった。Lispはしっかり勉強したいと思っているので他の本(on lisp, land of lisp)を読んでから再読しようと思っている。S式という概念に関して一冊を通して触れているのでその概念に関してはだいぶわかったと思う。あと、whileやuntilが添付のコードに使われているが、自分が使ってる処理系では使えなかったのが少しもどかしかった。