本書は、現役の外資系金融マンである著者が、「自分の子供に教えておきたいお金の話」をまとめた書籍です。景気の不安定さもあり、「コツコツ貯金をすることが最も堅実」という昔ながらの考え方は、もはや通用しなくなっています。それよりも、幼いうちから「お金(=金融)」についてしっかり理解させ、「自分の資産をどう守るか」という思考を身に付けさせなくてはなりません。実際欧米では、日本と違い、「金融教育」が学校でも盛んに行なわれています。本書では、「お金とは何か」「投資とは何か」ということについて、著者が「自分なら子供にこういう内容を教えたい」という視点から、丁寧に解説しています。「子供にお金で苦労させたくない」というすべての親に、ぜひ手に取っていただきたい書籍です。
mattu さん
2016-09-25
わかりやすい。でも、知識だけでなく、経験を合わせ自らの糧にする事が大切。考え方、経験は人それぞれ。エッセンスを取り入れます。
nekozuki さん
2015-11-23
後半の話(債券の利回りとか為替)はさすがに子供に教えるのは難しそう。少なくとも、投資は悪ではなく必要なことであると前半部分で説明できれば充分な教育では。あと、マネートレインの下りはとてもわかりやすい。
niko さん
2017-10-21
Kindleセールで購入。前半は、こんな風に親に教えてもらいたかったと思える内容。後半の投資の話は子供向けというか大人にも役に立つ内容かと思います。