【本書のポイント】
・コンピュータの成り立ち、しくみから、未来に想定される活用まで幅広い視点でコンピュータを解説!
・ハードウェア・ソフトウェアからネットワーク、プログラミングまで関連ワードを網羅
・コンピュータがどのように考え、動き、実際に計算を行うのかがわかる
・AIやVR、ARなど最新関連トピックも多数掲載
・解説とイラストがセットで理解しやすい
・キーワードから知りたい項目を調べやすい
【こんな方におすすめ!】
・コンピュータに関わる若手エンジニアやプログラマ
・工学、情報学、コンピュータサイエンスを学び、体系的な知識を得たい方
・ITに関連する業務につき、知識を深めたい方
・未来のコンピュータに対し興味を持っている方
【内容紹介】
デジタル社会に生きるわたしたちにとって、切っても切り離せないコンピュータ。
これからのコンピュータは、私たちの世界をどのように変えていくのでしょうか?
本書では、そもそもコンピュータとは何かという点から、コンピュータの成り立ちや、コンピュータが行う計算やデータ処理・出入力の関係などの具体的なしくみを解説しています。
コンピュータが実際にどのように動いているのか、そしてそれが社会の中でどのように機能しているのか、という両方の視点から、コンピュータのしくみを知ることができます。
本書では見開きで1つのテーマを取り上げ、図解をまじえて解説しています。
最初から順に読んで体系的な知識を得るのはもちろん、気になるテーマやキーワードに注目しながら読むなど、さまざまな用途に合わせて活用できます。
【目次】
第1章 コンピュータの基本 ~時代と共に広がるその世界~
第2章 コンピュータの構成要素 ~コンピュータに欠かせない5つの要素~
第3章 データの基本と種類 ~コンピュータが使えるかたちに情報を変換する~
第4章 コンピュータに指示する ~機械とコミュニケーションをはかる方法~
第5章 OSとソフトウェア ~誰でも簡単にコンピュータが使えるのはなぜ?~
第6章 通信の基本 ~日常に欠かせない「ネット」を支えるしくみ~
第7章 学問としてのコンピュータ ~技術を支えるコンピュータサイエンス~
第8章 これからのコンピュータ ~新しい生活をつくる技術たち~
【keyword】
コンピュータアーキテクチャ、コンピュータシステム、ハードウェアとソフトウェア、量子コンピュータ、未来のコンピュータ
第1章 コンピュータの基本 ~時代と共に広がるその世界~
1-1 そもそもコンピュータとは?
1-2 計算する機械としてのコンピュータ1
1-3 計算する機械としてのコンピュータ2
1-4 手順のための機械
1-5 文書作成のための機械
1-6 コミュニケーションのための機械
1-7 ゲームのための機械
1-8 家電のための機械
1-9 センサーのための機械
1-10 インターネットのための機械
1-11 ネットワークのための機械
1-12 大規模な計算のための機械
1-13 コンピュータは計算機なのか?
第2章 コンピュータの構成要素 ~コンピュータに欠かせない5つの要素~
2-1 コンピュータの5大装置
2-2 コンピュータの土台
2-3 コンピュータの計算方法
2-4 論理で計算するしくみ
2-5 コンピュータの頭脳
2-6 コンピュータの性能を考える
2-7 コンピュータを高速で動かす
2-8 頭脳の数を増やす
2-9 メモリとストレージの違い
2-10 情報を記憶しておくメディア
2-11 コンピュータの入力と出力
2-12 日常の中の入力と出力
2-13 なくても動くコンピュータのパーツ
2-14 テレワークを支える装置
第3章 データの基本と種類 ~コンピュータが使えるかたちに情報を変換する~
3-1 なぜ0と1なのか?
3-2 アナログとデジタルとは?
3-3 0と1でデータを管理する
3-4 データの単位
3-5 大きな値と小さな値
3-6 情報を表す
3-7 文字を表現する
3-8 音を表現する
3-9 図を表現する
3-10 動画を表現する
3-11 3Dモデルを表現する
3-12 コマンドを表現する
第4章 コンピュータに指示する ~機械とコミュニケーションをはかる方法~
4-1 プログラムとは?
4-2 数式とプログラム
4-3 厳密な命令
4-4 流れを図示する
4-5 ソフトウェアの仕様書
4-6 プログラムの難しい部分
4-7 コンピュータにとって書きやすい言語
4-8 コンピュータにとって読みやすい言語
4-9 プログラミング言語の分類
4-10 有名なプログラミング言語
4-11 最近流行りのプログラミング言語
4-12 プログラミングの開発環境
4-13 プログラミングツールの役割
4-14 先人のプログラムを使う
4-15 先人のプログラムを組み合わせる
第5章 OSとソフトウェア ~誰でも簡単にコンピュータが使えるのはなぜ?~
5-1 パソコンの性能を見る
5-2 タスクを管理する
5-3 ユーザーを管理する
5-4 処理を分散させる
5-5 コンピュータのなかのコンピュータ
5-6 ソフトウェアとは?
5-7 仕事や暮らしを助けるアプリケーション
5-8 文書作成を助けるソフト
5-9 ゲームから見るソフト
5-10 分割して計算するとよい理由
5-11 空間と時間で計算を分ける
5-12 メモリを切り分ける
第6章 通信の基本 ~日常に欠かせない「ネット」を支えるしくみ~
6-1 なぜ海外と通信できるのか?
6-2 複雑な通信のしくみを実現するための考え方
6-3 コンピュータとコンピュータをつなぐルール
6-4 ハードウェアを支えるネットワークインターフェース層
6-5 機器同士の通信を行うインターネット層
6-6 データの送受信をかなえるトランスポート層
6-7 操作方法を決めるアプリケーション層
6-8 世界中とつながるしくみ
6-9 暗号と秘密通信
6-10 セキュリティとプライバシー
6-11 改ざんを防ぐブロックチェーン
6-12 買い物をするための通信
6-13 SNSの技術と問題
6-14 通信を利用した教育
6-15 ゲームにおける通信
第7章 学問としてのコンピュータ ~技術を支えるコンピュータサイエンス~
7-1 コンピュータサイエンスとは?
7-2 より良い性能で計算をする
7-3 より良いコンピュータを実装する
7-4 より良い計算を理論的に考える
7-5 より良いアルゴリズムを考える
7-6 より良いデータの扱い方を考える
7-7 より良いソフトウェアの作り方を考える
7-8 より良いAIを作る方法を考える
7-9 言葉とコンピュータのかかわり
7-10 人間とコンピュータのかかわり
7-11 情報と社会のかかわり
第8章 これからのコンピュータ ~新しい生活をつくる技術たち~
8-1 大規模な計算を行うコンピュータ
8-2 スパコンの利用例
8-3 小さなコンピュータがモノづくりを変える
8-4 小さなコンピュータの利用例
8-5 これまでと違う新しいコンピュータ
8-6 量子コンピュータを使っていくために
8-7 インターネット社会とコンピュータ
8-8 みんなのためのコンピュータ
8-9 情報社会とコンピュータ
8-10 超スマート社会とコンピュータ
8-11 人間とコンピュータ