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発達障害の特徴が仕事の達成を阻害し、「当たり前の仕事」も全然こなせない。
本書では、発達障害の特徴に苦しむ社会人のためにビジネススキルのアイデアを紹介する。
発達障害あるあるの悩み→その原因→発達障害の特徴をカバーする具体的な仕事のアイデア(特に PC 関係・Excel 等の自動化など)の紹介、の手順で解説。
大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。
発達障害の人には、「同時並行作業力が弱い」「段取りが取れない」
「ケアレスミスをする」「コミュニケーションが苦手」といった特徴があり、
これらが仕事の達成を阻害しています。
本書では、そうした症状に悩む人のために、「仕事」「職場」に対する
具体的な解決方法に焦点を絞って解説しています。本書で紹介する解決法は、
デジタルを使った仕事術や、コミュニケーションのための練習法など、
ちょっとした工夫で実践できるビジネススキルばかりです。
【本書の特長】
・発達障害の特徴に苦しむ社会人のためのビジネススキルのアイデアを紹介する本
・発達障害の特徴をカバーする仕事のアイデア(特にPC関係・Excelの自動化など)が満載で、働きづらさが解消できる
・発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの手順で解説
・PCスキルやメモ・付箋・手帳の使い方など、解決方法に多くのページを割いている
・施設での実例をベースにするので非常に具体的
2009年5月 特定非営利活動法人さらプロジェクト入職。発達障害のほか、精神・知的・身体などさまざまな障害の人へ向けて職業訓練を行っている就労移行支援事業所「さら就労塾@ぽれぽれ」にて、パソコンや事務作業を中心とした職業訓練を担当する。著書に『ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に働くための本』(翔泳社)がある。
精神科医。日本精神神経学会認定精神科専門医。ランディック日本橋クリニック院長。1993年9月北里大学医学部卒。北里大学耳鼻咽喉科頭頚部外科、国立相模原病院耳鼻科、国立療養所晴嵐荘病院循環器科などを経て、2003年9月福島県立医科大学医学部神経精神医学講座に入局、同大学院研究生。2004年5月東京・日本橋にランディック日本橋クリニックを開業。大人の発達障害の診断や治療を中心に活躍。休診日には、東京都内の保健センターや教育相談センターなどで相談員、スーパーバイザーとして心の悩み相談を受けるほか、発達障害についての理解を深める講演会の講師を務めている。著書に『発達障害かもしれない大人たち』(PHP研究所)がある。
第1章 「先延ばし癖」を何とかしたい!―先延ばし・集中力対策
仕事の締切りが守れない
長期の仕事になかなか取り掛かれない
仕事に集中できない(聴覚編)
仕事に集中できない(視覚編)
仕事に集中できない(ADHD編)
仕事中、ついついネットを見てしまう
第2章 「段取りができない」を何とかしたい!―スケジュール・業務管理・時間管理対策
予定やスケジュールを忘れてしまう
約束の時間が守れない
朝起きられない
パソコンの並行作業で混乱してしまう
事務業務の段取りができない
第3章 「ケアレスミス」を何とかしたい!―ケアレスミス対策
パソコンの入力作業でミスが多い
メールが来ているのに気づかなかった!
何度もメールを誤送信してしまう
第4章 「物忘れ」を何とかしたい!―メモ取り編
メモが書けない、何を書いたらいいかわからない。全部書いたら間に合わない
上手にメモが取れない
会議でメモが取れない
どんな方法を使っても、とにかくメモは無理
短期記憶が苦手で、データ入力の効率が悪い
前日までは覚えていても忘れものをしてしまう
仕事の覚えが悪いと言われてしまう
大事なものをすぐになくしてしまう
第5章 「片づけられない」を何とかしたい!―仕事・情報・ものの整理
仕事の優先順位がわからない
紙の書類の整理がつかない
デスク・引き出しの整理ができない
パソコンのファイル整理ができない
第6章 「職場・仕事の人付き合い」を何とかしたい!―報連相・コミュニケーション
報告って、何を言えばいい?
雑談の仕方がわからない
会議についていけない
報連相の頻度はどのくらい?
結果は出しているのに評価されない
電話応対がうまくできない
電話応対のメモが取れない
相談ができない
報連相のタイミングがわからない
mukimi さん
2018-04-13
自分は発達障害寄りだなあ、発達障害について学ぼう、とは5年前の自分には思えなかった。忘れ物もケアレスミスも多くて片付けられないし空気も読めないけど、試験になると高い偏差値を取れたから自分に高いプライドを持っていた。自分の強みを発揮するために自分の弱点を受け入れ、工夫したい。社会に出てからそう思うようになりこの本を手に取った。まさにそれ!と納得する場面がたくさん出てきたし具体的にアプリやファイルが紹介されていたり大いに役立った。
葉々(よよ) さん
2019-10-13
発達障害、ADD/ADHD(注意欠陥/多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム)の症状と向き合いつつ働く方法を丁寧に述べています。ADHDの対応で、視覚情報の混乱のために、色付きルーペ定規(カラーバールーペ)を使用する工夫など、事務作業をする健常者にも便利だと思いました。ほかにも、ワーキングメモリの混乱を防ぐための時系列にそったメモの取り方なども紹介されていました。DaiGo氏の集中力や片付けの方法論とも似ているところがあって、働くための丁寧なアドバイス本とも捉えられそうです。
はる坊 さん
2018-06-03
今の職種になって2年目。 出来ないことだったり、分からないことが多くて悩んでる中で、自分は発達障害じゃないかと疑い出し、インターネットで調べていくうちにこの本に辿り着き購入するに至る。 読んで分かったのは、僕は恐らく発達障害で間違いないってこと。 何故なら本に書いてあることがあまりにも当てはまり過ぎているため。 この先今の仕事を続けていてもしんどいだけやし、出世は出来やんやろなと感じている。 ちょっと本気で将来のこと考えないといけないかもしれない。 将来のことを考えることが、難しい障害ではあるけれど。