【本書のポイント】
●経理担当者としてキャリアアップする方法がわかる
●仕事をサクサク進めるための仕事術が身につく
●経理で使えるEXCELスキルが鍛えられる
●経理の視点から社内の業務を効率化するための提言ができる
本書は一歩上の経理担当者を目指す人向けの本です
一つ上の経理担当者に必要なのは、会社の数字を読み解き
課題を「見える化」して現場を動かすスキルです。
そのために、7つのスキルを具体的に本書で解説します。
1.コミュニケーションスキル
経理のシステム環境がITなどにより大きく変わる中で
最も重要になるのが社内の人たちと意思疎通を図るスキルです。
2.情報管理スキル
経理には社内の様々な情報が集まってきます。
必要に応じて取り出して提供できるように
情報を適切に管理するためのスキルです。
3.情報収集スキル
必要な情報が漏れなく集まってくるのが理想なのですが
その情報の質はバラバラなのが現状です。
情報をデータ化して効率的・効果的に収集するためのスキルです。
4.仮説立論スキル
社内の課題を認識するには、自分なりの仮説を立てる必要があります。
経理担当者に必要な数字と仮説の関係を解説します。
5.情報分析スキル
「資本利益率」をはじめとした経営分析に役立つ
情報を自分なりに読み解けるようになるためのスキルです。
6.情報提供スキル
経理の最終的な目的は決算書を作成することです。
しかし、日々の業務には予算作成のための資料提供や、担当部署から依頼された書類を
作成することがあります。この情報をわかりやすく届けるスキルを解説します。
7.情報処理スキル
経理担当者として押さえておきたいExcelの機能をまとめて紹介します
日々の業務を効率化させるヒントが盛りだくさんです。
アベシ さん
2019-03-03
エクセルを使い初めてかれこれ30年、ピボットテーブルは便利だとは思いながら、思うように編集できずあまり使いませんでした。編集の仕方を覚えれば、そのまま提出資料になるように作成できることを教えてくれる本です。自分の手と頭を使って思い通りの資料ができれば、楽しく仕事ができる、かな。
もりー さん
2018-02-12
これからの経理に求められる役割や能力、そしてそれらを実現するためのいくつかのテクニックを解説した一冊。いかに情報を収集、管理し、それらを意味のある情報へと変換し、適切に提供することができるか。そして、そのためには質問や雑談などを通じたコミュニケーションスキルが重要である。また、経理としての役割を果たすためには、仕組みを利用するのではなく、構築する側へと変わらなければならない。私自身も日頃から考えていることや、気をつけなければならないことが述べられており、共感しながら読んだ。
mentanpin さん
2017-11-18
excel初心者本