コンテナは主としてLinuxを分割し、複数のOSとして利用するもので、1つのコンピュータを分割して利用する技術の新潮流です。代表的コンテナ技術として「Docker」が注目されていますが、Docker単体で大規模なシステムを作ることは難しく、エンジニアリングそしてクラウドの世界ではさまざまなOSSプロダクトや技術が登場し注目されています。
【本書の特長】
・システム技術の新潮流「コンテナ」のコンセプトと活用について入門
・Dockerの基本的な概念からサービス化の手法を解説
・注目の技術Kubernetesのコンセプトや活用方法も紹介
・コンテナを使ったクラウドサービスGKE(Google Kubernetes Engine)やRancherなどのOSSを解説
・IBM Cloud、レッドハットのOpenShiftなどの企業プロダクトの動向も紹介
本書ではコンテナを現場で使うためのさまざまなノウハウを集めています。とくにコンテナの統合的操作/管理(オーケストレーション)はKubernetesを中心に大きく進歩しており、最新のサービス/OSS/製品などの活用法を具体的に紹介していきます。
クラウド時代のノウハウで、インフラ技術の最新トレンドを紹介します。
「Docker・オーケストレーション関連技術年表」「Kubernetesのネットワーク」のコラムです。
ogontaro さん
2018-05-20
Dockerに始まり、kubernetes, rancherとかまで解説してくれている本。 各章がそんなにボリュームがあるわけではないのでさらっと。 kubernetesのところまで読んで、5章以降は個別のCaaSの解説なので、やりたいやつだけ、やる感じで
ますみ さん
2018-05-29
雰囲気を掴むための速読に使った。 入門的な解説書で雰囲気を知るのには良いかもだけど、著者の領域に偏りそれが今の大局に対応するかは分からないので俯瞰にはならないかもなぁと感じた。 GKEいいなって思った。RancherはEKSがプレビュー版を抜けるとオンプレでとの構築以外に使う場面が想像できなくて、メリット減ってしまうのかもなぁって思った。とりあえずワーカーやapiみたいなところから移行を検討したり試してみて経験を積みたい。自動ビルドとかデプロイに繋げるのが構成管理ツールより楽になるのは素敵。
たけ さん
2018-04-27
コンテナの歴史や基礎、そしてKubernetesの概念とGKEでの実践までで5章までなので、まず今のおンテナオーケストレーションのデファクトであるKubernetesを知りたいひとでも5章まで読めばいいと思います。必要に応じてRancher、IBM Cloud、OpenShiftの章は読めばいいかなーって感じです。著者がたくさんいるんですが、誰がどこ担当かは公開されてないんですね。