※1点の税込金額となります。 複数の商品をご購入いただいた場合のお支払金額は、 単品の税込金額の合計額とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。
【本書の特徴】
・現場のストーリーから、考え方とプラクティスを一緒に学べる
・1人でも始められる業務改善の手法から、チームマネジメントの手法まで解説
・日本の現場を前提にしているので、実践しやすい
・アジャイルをこれから始める人だけでなく、もっとうまく実践したい人にも最適
【本書に登場するプラクティス】
モブプログラミング / バリューストリームマッピング / ユーザーストーリーマッピング / 仮説キャンバス / ハンガーフライト / カンバン / 期待マネジメント / リーダーズインテグレーション / ファイブフィンガーなど
【あらすじ】
ITエンジニアとしてSIer企業に勤務する江島は、
問題だらけのプロジェクト、やる気のない社員たちに嫌気が差していた。
そんな中、ある開発者向けイベントに参加したことがきっかけで、
まずは自分の仕事から見直していこうと考える。
タスクボードや「ふりかえり」などを1人で地道に続けていると、
同僚が興味を示したため、今度は2人でカイゼンに取り組んでいく。
ここから、チームやクライアントを巻き込んだ、現場の改革がはじまる。
チーム内の軋轢、クライアントの無理難題、迫りくるローンチ……
さまざまな困難を乗り越え、江島がたどり着いた「越境する開発」とは。
【筆者コメント(「あとがき」より)】
良い問いは人を立ち返らせてくれます。
そのような問いは人によって異なるでしょう。
読者のみなさんにとっての良い問いと出会えるよう、
江島(本書の主人公)同様、自分がいる場所から外に出て、
いろいろと見聞きしてみてください。
もちろんこの本があなたにとっての
良い問いになることを願っています。
【目次(抜粋)】
●第1部 一人から始める
・第1話 会社を出ていく前にやっておくべきこと
・第2話 自分から始める
・第3話 一人で始めるふりかえり etc
●第2部 チームで強くなる
・第9話 一人からチームへ
・第10話 完成の基準をチームで合わせる
・第11話 チームの向かうべき先を見据える etc
●第3部 みんなを巻き込む
・第20話 新しいリーダーと、期待マネジメント
・第21話 外からきたメンバーと、計画づくり etc
●第1部 一人から始める
・第1話 会社を出ていく前にやっておくべきこと
・第2話 自分から始める
・第3話 一人で始めるふりかえり
・第4話 一人で始めるタスクの見える化
・第5話 明日を味方につける
・第6話 境目を行き来する
・第7話 二人ならもっと変えられる
・第8話 二人から越境する
●第2部 チームで強くなる
・第9話 一人からチームへ
・第10話 完成の基準をチームで合わせる
・第11話 チームの向かうべき先を見据える
・第12話 僕たちの仕事の流儀
・第13話 お互いの期待を明らかにする
・第14話 問題はありませんという問題
・第15話 チームとプロダクトオーナーの境界
・第16話 チームとリーダーの境界
・第17話 チームと新しいメンバーの境界
・第18話 チームのやり方を変える
・第19話 チームの解散
●第3部 みんなを巻き込む
・第20話 新しいリーダーと、期待マネジメント
・第21話 外からきたメンバーと、計画づくり
・第22話 外部チームと、やり方をむきなおる
・第23話 デザイナーと、共通の目標に向かう
・第24話 視座を変えて、突破するための見方を得る
・第25話 広さと深さで、プロダクトを見立てる
・第26話 チームで共に越える
・第27話 越境する開発
ミライ さん
2018-08-03
難解な内容の多いアジャイル本の中では、非常にわかりやすかった。1人の新人エンジニアが「たった1人」で現場改善するところから始まり、しだいに周りの仲間を増やしつつ自分自身も成長する。「ユーザーマッピング」「看板」「ハンガーフライト」などなど、アジャイル絡みの用語の解説も丁寧にされている。開発初心者におすすめ(主人公はエンジニアだが、ディレクターにも当てはまる内容)。
Tenouji さん
2018-07-23
具体的なストーリーの中で、アジャイル的なメソッドがどのように役立てたらいいのかを開設した内容。チームワークを正しく機能させるため、議論とコンセンサスの見える化が基本となっている。こういった技術は、昔は属人的なものとして扱われてきたのだろうが、今は機能的に扱えるようになってきたということか。チームメンバーの不調や、基本的な働き方の言語化は、わかっているものとして見落としがちだよね。
めかぶこんぶ さん
2019-08-27
ストーリー仕立てで学ぶアジャイル開発。息詰まっている現場で、1人からカイゼンを始めて、少しずつ仲間を増やし、チームに、プロジェクトに、取り組みを広げていく。その先で、本当にアジャイル開発としてあるべき姿へと、開発とユーザーの垣根を越境する開発を実現する。 話としても勿論面白いが、個別に取り上げられているプラクティスもストーリーのおかげで内容がわかりやすい。上手く行かない部分もあるだろうが、実際に出来るところから取り組んでいこうと思える一冊。