構成自動化ツールや仮想化/クラウドなどの技術が普及し、Infrastructure as Code(コードとしてのインフラ)が現実になりつつあります。インフラの定義をコード化できるようになると、今度はそれらを適切に管理し、最新状態を保持し、確実に本番システムに適用できる手法が求められるようになります。
本書では、こうしたインフラの管理のためにCI(Continuous Integration:継続的インテグレーション)の技術を適応させる方法を紹介します。これにより、システムの変更を継続的に維持できる管理サイクルの実現を目指します。
【本書の特長】
・新しいタイプのシステムインフラと、旧来のインフラ管理の問題点
・インフラ管理にCI手法を応用するメリットと適用のためのポイント
・実際のシステムを前提としたベストプラクティスをサンプルとして紹介
・AnsibleとGitLabをはじめとしたさまざまなOSSを活用
・インフラのための設定の管理と本番システムへの適用までをサイクルとして実現
・システムテストを自動化
・現場のシステムに組み込むためのさまざまなTIPSを紹介
本書では、全体を通じて一貫したサンプルを紹介し、実際にダウンロードして試せることを目指しました。現場のさまざま条件や背景を越え、ツールとして広く使えるような手法の提供を目指しています。
新しいシステムインフラに関わる知識とノウハウを手に入れられる解説書です。
本書の図版データ(1~3章)を本アーカイブファイルにて提供いたします。 インフラCIに関する、資料や情報発信などの場でこれらのデータをご活用ください。
tokiwa5 さん
Ansible が手順書に、運用自動化では非機能要件もテスト?、環境ごとのブランチ戦略
ゐくを さん
2018-10-07
演習が主体。ソフトウェア開発をあまりしたことがない人向けだがAnsibleやGitの説明は省かれていて想定読者が想像しづらい。特に目新しいものがあるわけではなく、学習材料という位置づけにするとよさそう。