このキャンバスは「1回書いて終わり」
では効果が得られません。
1stキャンバスから3rdキャンバスまで、
仮説と検証を繰り返して更新する作業を
ステップごとに説明します。
大手企業や大学で2万人以上に
キャンバスの書き方を伝授してきた著者が、
「つまずきやすい点」「よくある疑問」
を含め、事例とともに解説します。
■著者紹介■
今津美樹(Miki Imazu)
WinDo's 代表、組織のためのビジネスモデル協議会代表理事。
米国系IT 企業におけるマーケティングスペシャリストとしての経験からWinDo's を設立、代表を務める。
通信およびAI(人工知能)開発の技術者としての経験を生かし、
デザインアプローチによるビジネスモデル構築の分野で多くの実績とそのノウハウを紹介する著書多数。
国内外の数多くの企業および大学でのビジネスモデルの研修を手掛け、受講者は延べ2 万3000 人を超える。
明治大学リバティアカデミーで長年にわたり講師を務める。
日本で唯一、チームモデル、パーソナルモデルにわたるすべてのビジネスモデル体系を一気通貫で教育する、ビジネスモデル教育の第一人者。
著書に『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークショップ』『図解ビジネスモデル・ジェネレーション ワークブック』、訳書に『ビジネスモデル for Teams』(いずれも翔泳社刊)などがある。
CHAPTER 1 ビジネスモデル・キャンバスの基礎
OVERVIEW 1枚のキャンバスでビジネスモデルを可視化する
STEP 1 ターゲットを見極める顧客セグメント(Customer Segments)
STEP 2 選ばれるための顧客への価値提案(Value Propositions)
STEP 3 顧客との接点となるチャネル(Channels)
STEP 4 構築して維持すべき顧客との関係(Customer Relationships)
STEP 5 対価や課金を含めた収入の流れ(Revenue Streams)
STEP 6 ビジネスモデルの実現に必要な主なリソース(Key Resources)
STEP 7 価値提供に必要とされる主な活動(Key Activities)
STEP 8 自分たちを助けてくれるキーパートナー(Key Partners)
STEP 9 負荷の大きさを検証するコスト構造(Cost Structure)
CHAPTER 1のまとめ
CHAPTER 2 ビジネスモデルの構築
OVERVIEW ビジネスモデル構築のポイントと準備すべきもの
STEP 1 アイデアを発散させ1stキャンバスを作成する
STEP 2 最も典型的な人物像から顧客分析する
STEP 3 顧客分析に基づき2ndキャンバスにアップデートする
STEP 4 状況の変化や競合の動向を検討する外部環境分析
STEP 5 外部環境分析に基づき3rdキャンバスにアップデートする
CHAPTER 2のまとめ
CHAPTER 3 チームモデルの構築
OVERVIEW チームの改革から始めるビジネスの改革
STEP 0 チームモデル検討の根本にある“視点”を理解する
STEP 1 チームモデルの1stキャンバスを作成する
STEP 2 1stキャンバスに基づきチーム価値の向上を目指す
STEP 3 チームの目標となる2ndキャンバスにアップデートする
CHAPTER 3のまとめ
CHAPTER 4 パーソナルモデルの構築
OVERVIEW 自分をビジネスモデルとしてデザインする
STEP 0 チームの目標となるパーソナルキャンバスを理解する
STEP 1 パーソナルモデルの1stキャンバスを作成する
STEP 2 2ndキャンバスで改善モデルを構築する
CHAPTER 4のまとめ
CHAPTER 5 ケース別キャンバス活用例
OVERVIEW 目的に応じて組み合わせたキャンバスの活用
CASE 1 既存ビジネスから脱却するためのキャンバス
CASE 2 チームの目標達成とエンゲージメント強化のためのキャンバス
CASE 3 チームに貢献するキャリアデザインのためのキャンバス
CHAPTER 5のまとめ
pecota さん
2021-08-26
事業案だけでなく、チームの運営や個人の能力向上にもビジネスモデルキャンバスを用いるという発想が面白かった。
茶屋博紀 さん
2021-02-06
もう少し他の本も読んでみたい。