【科学的根拠がしっかりした認知症予防法に取り組みたい人におすすめ!】
2025年には「高齢者の5人に1人(約750万人)が認知症」という時代が
やってくるとされており、テレビや雑誌などでも様々な認知症予防法が紹介されています。
しかしながら、そうした情報は玉石混交であり、
科学的信頼性(エビデンスレベル)が低いものも少なくありません。
本書では、認知症予防の第一人者(日本認知症予防学会 理事長)が、
現時点で、科学的に最も理にかなった認知症予防法と、
その実践方法を講義形式でわかりやすく紹介していきます。
◎自粛下でもできる!ウィズコロナ時代の認知症予防のコツも紹介
◎あなたの認知症リスクがわかるチェックシート付き!
【目次】
はじめに――認知症は、ようやく予防できる時代になった
認知症リスク チェックシート
講義1|認知症に対して現代医学ができること/できないこと
1 認知症は『発症しない』ことが一番大事!
2 正しい予防で、認知症になる人を4割減らせる
3 科学的に証明済!「とっとり方式認知症予防プログラム」
講義2|発症原因の40%を占める「認知症リスク因子」の減らし方
1 難聴(聴力低下)【発症リスクの8%】
2 社会的孤立【発症リスクの4%】
3 抑うつ(うつ病)【発症リスクの4%】
4 喫煙・大気汚染【発症リスクの7%】
5 生活習慣病(高血圧、糖尿病、肥満)【発症リスクの4%】
6 運動不足・頭のケガ【発症リスクの5%】
7 過剰飲酒【発症リスクの1%】
8 教育歴(知的好奇心の低さ)【発症リスクの7%】
講義3|「3つの習慣」で認知症リスクを増やさない
1 たった3つの習慣で、12の認知症リスク因子の対策を!
2 認知症予防のための「運動」
3 認知症予防のための「知的活動」
4 認知症予防のための「コミュニケーション」
5 ウィズコロナ時代の認知症予防
講義4|将来の備え編~認知症になっても自分らしく暮らすために
1 二次予防(早期発見・治療)が重症化を遅らせる
2 認知症を疑ったときにすべきこと
最高峰の医学論文で、12の認知症リスク因子(肥満や難聴、社会的孤立など)を取り除くことで認知症の4割を防ぐことができることがわかってきました。(※1) 認知症予防の第一人者が、それらのリスク因子の対策法ををわかりやすく解説します。 ※1 Lancet. 2020 ; 396(10248) : 413-446.
認知症一歩手前の状態であるMCI(軽度認知障害)の方の認知機能改善効果を証明済!(※2) 「とっとり方式認知症予防プログラム」で、複数のリスク因子をまとめて対策できる運動・知的活動・コミュニケーションのポイントを紹介します。 ※2 Ann Clin Transl Neurol. 2020 ; 7(3) : 318-328.
あなたの認知症リスクがわかるチェックシート付き! どのリスクを優先して対策すべきかわかるから、あなたに本当に適した認知症対策が行えます。
はじめに――認知症は、ようやく予防できる時代になった
認知症リスク チェックシート
講義1|認知症に対して現代医学ができること/できないこと
1 認知症は『発症しない』ことが一番大事!
2 正しい予防で、認知症になる人を4割減らせる
3 科学的に証明済!「とっとり方式認知症予防プログラム」
[Column 1]認知症を研究することが「異端」であった時代(~1980年代)
講義2|発症原因の40%を占める「認知症リスク因子」の減らし方
1 難聴(聴力低下)【発症リスクの8%】
2 社会的孤立【発症リスクの4%】
3 抑うつ(うつ病)【発症リスクの4%】
4 喫煙・大気汚染【発症リスクの7%】
5 生活習慣病(高血圧、糖尿病、肥満)【発症リスクの4%】
6 運動不足・頭のケガ【発症リスクの5%】
7 過剰飲酒【発症リスクの1%】
8 教育歴(知的好奇心の低さ)【発症リスクの7%】
[Column 2]認知症の予防とは「口が裂けても言えなかった」時代(~2000年代)
講義3|「3つの習慣」で認知症リスクを増やさない
1 たった3つの習慣で、12の認知症リスク因子の対策を!
2 認知症予防のための「運動」
3 認知症予防のための「知的活動」
4 認知症予防のための「コミュニケーション」
5 ウィズコロナ時代の認知症予防
[Column 3]批判覚悟で立ち上げた日本認知症予防学会(2011年)
講義4|将来の備え編~認知症になっても自分らしく暮らすために
1 二次予防(早期発見・治療)が重症化を遅らせる
2 認知症を疑ったときにすべきこと
[Column 4]県をも巻き込んで、認知症予防に取り組める時代に(2010年代)
Go Extreme さん
2021-04-15
認知症に対して現代医学ができること/できないこと:発症しないことが一番大事 正しい予防で とっとり方式認知症予防プログラム 発症原因の40%を占める認知症リスク因子の減らし方:難聴・聴力低下 社会的孤立 抑うつ・うつ病 喫煙・大気汚染 生活習慣病(高血圧、糖尿病、肥満) 運動不足・頭のケガ 過剰飲酒 教育歴・知的好奇心の低さ 3つの習慣で認知症リスクを増やさない:運動 知的活動 コミュニケーション ウィズコロナ時代の認知症予防 将来の備え編~認知症になっても自分らしく暮らすために:二次予防
メモ帳 さん
2021-11-19
面白かった。//認知症リスク因子→難聴、社会的孤立、抑うつ、喫煙、生活習慣病(高血圧、糖尿病、肥満)、運動不足、飲酒、教育歴(知的好奇心)/8つの認知機能を刺激するゲームや課題/運動・知的活動・コミュニケーションという柱は今後も変わる事がない//
アトリアーナ さん
2021-09-11
Kindle. お勉強のために読んだんだけど,いろいろお勉強になりました.