【内容紹介】
どのようにすれば行政からのシステム開発を受託できるのか、
受託後、実際にシステム開発をする際、どのような点に注意すれば良いか、
保守・運用はどうすれば良いかなど、行政調達の流れを最初から最後まで
体系立てて解説。
デジタル庁情報システム調達改革検討会オブサーバー、政府における
デジタル人材育成を担う情報システム統一研修の講師としても活躍中の
著者が教える、実体験に基づいた具体的な方法を解説した1冊。
【本書のポイント】
・これまで行政機関との間でビジネスをしたことがない場合でも、
業務がスムーズになるように「あらかじめ知っておくべきこと」を網羅
・単に実務だけではなく、なぜ今、行政機関で「デジタル改革」が必要なのか、
その本質を理解できる
・本書内で行政職員の行動原理・関連法令にも細かく触れているので、
初めて行政職員と一緒に仕事をする際のカルチャーショックを
和らげることができる
・調達だけでなく、調達後の情報システムの開発と運用・保守における
行政機関特有の注意点について触れるとともに、トラブルを未然に防ぐ
「押さえておくべき点」をピックアップ
【目次】
第1章 デジタル技術で行政の変革を
第2章 どのような企業が行政から評価されるのか?
第3章 公共調達の基礎
第4章 よりよい提案と開発のために
第5章 運用と保守
巻末特典 調達仕様書での情報セキュリティ関連記載例
どのようにすれば行政からのシステム開発を受託できるのか、受託後、実際にシステム開発をする際にはどのような点に注意すればいいのか、保守・運用はどうすればいいかなど、著者の実体験に基づいた具体的な方法を解説します。
言葉の定義だけではなく、実際にどういったことを意味しているのかを視覚的にわかるように図説しています。
本書では「行政機関」という大きなくくりで解説し、広く国や地方公共団体の調達関連内容を扱いつつ、両者の違いも細かく見ていきます。
行政調達の流れを最初から最後まで体系立てて解説していきます。
【目次(詳細)】
第1章 デジタル技術で行政の変革を
1.1 進む行政機関のDX化
1.2 なぜデジタル改革が必要となったのか?
1.3 デジタル改革関連法と組織間連携
1.4 具体的な取り組み
1.5 デジタル改革の原動力は人材にあり
第2章 どのような企業が行政から評価されるのか?
2.1 「提案」に効率よくたどり着くために知っておくべきこと
2.2 「誰一人取り残されない」とはどういうことか?
2.3 公共調達の概要を正しく理解する
2.4 避けては通れない個人情報と情報セキュリティ
2.5 公共調達における評価の変化
第3章 公共調達の基礎
3.1 契約にあたり押さえておくべき最低限の知識
3.2 調達プロセスの違いによる契約方式
3.3 契約締結に至るまでの道のり
3.4 公共調達においてより注意すべき事項
第4章 よりよい提案と開発のために
4.1 注目すべき知識・スキル
4.2 開発を円滑に進めるための注意点
4.3 情報セキュリティ対策
第5章 運用と保守
5.1 運用と保守を分けて調達
5.2 適切な運用と保守を目指して
巻末特典 調達仕様書での情報セキュリティ関連記載例