本書では、メールマガジンの第一人者が、誰でもメールマーケティングで成果を挙げられる「定石」をご紹介します。
SNSが普及した今でも、メールマーケティングはコストパフォーマンスに優れたマーケティング手段の1つです。
一方で、漫然と配信しているだけでは、手間がかかるわりに成果が出しにくいのも事実です。
メールマーケティングの成果は、配信する「リストの質」と「タイミング」、購買につながる「コンテンツとレイアウトの型」の3要素が鍵となります。
3要素を最適化していけば、誰でも顧客を動かし、集客・購買といったコンバージョンにつなげることができます。本書ではそのプロセスを、順を追って解説します。
定石に従った振り返りと改善のサイクルを回せば、文章力もデザインスキルも不要で、手間なく成果を生み出せます。
【こんな方におすすめ】
●メールマガジンの運用を担当し、ネタやコンテンツの準備に悩んでいる方
●自社のメールマガジンの成果が不明確で、次の打ち手に悩んでいる方
●SNSマーケティングなど他の手法に取り組んでいるが、いまいち結果につながらない方
【本書のポイント】
●メール配信ツールの事業責任者を務めた第一人者が、培った知見を書籍化
●成果を生み出すためのプロセスを、ステップバイステップで解説し、次の打ち手がわかる
●「クリック率」や「開封率」などの指標の見方、「特定電子メール法」や「DKIM」など覚えておきたい知識も紹介
●特典の「指標振り返りシート」で、配信の成果を容易に分析できる
●BtoB/BtoCの両方に対応
【目次】
・序章 なぜ、メールマーケティングか
・第1章 メールマーケティングを始める前に
・第2章 質の高いリストをつくるプロセス
・第3章 手間を省いて成果を生み出すコンテンツの型
・第4章 読まれるための配信タイミング
・第5章 振り返りとテクニックで成果を最大化する
・第6章 迷惑メール扱いを防ぐ対策と知っておくべきメールの法律
単に配信リストを集めてメルマガを送付すれば終わり、ではありません。リストを集める「入口」の改善、顧客の温度感に合わせた「セグメント配信」、日々のメンテナンスまで、多岐にわたるポイントを解説します。
メルマガのコンテンツ作成が負担になっていませんか? 本書で解説する基本の「型」を守れば少ない手間で成果を得られます。差出人名や件名の設定、BtoB/BtoC それぞれの注意点もご紹介します。
メルマガは閲覧されなければ意味がありません。配信タイミングの設定によって、より多くの読者と成果を獲得するための方法をお伝えします。「Win-back メール」、「ステップメール」、「シナリオメール」といった高度な配信方法も紹介します。
「クリック率」「開封率」などの指標の算出方法やその意味を丁寧に解説。自社の数値が適切なのかもわかります。
配信結果から導かれる「クリック率」「購読解除率」などの指標をもとに、成果と課題を振り返り改善するプロセスがわかります。
いまや対応が必須となった「SPF」「DKIM」「DMARC」などの各種認証技術や、迷惑メールフィルタの誤判定を防ぐためのチェックポイントがわかります。
序章 なぜ、メールマーケティングか?
0-1メールマーケティングの強み
0-2 メールマーケティングは手間のわりに成果がないのか
<コラム>メールマーケティングと相性の良い業種、良くない業種
0-3 メルマガの成果はリストの質×コンテンツ×タイミングで決まる
0-4 メールマーケティングの流れと本書の構成
第1章 メールマーケティングを始める前に
1-1 読ませるメルマガと動かすメルマガ
1-2 覚えておきたい5つの指標
<コラム>開封率は今後使えなくなるかも?
1-3 メール配信ツールの選び方
1-4 指標を基準に目標を設定する
第2章 質の高いリストをつくるプロセス
2-1 配信リストをどう手に入れるか
2-2 能動的に受諾する顧客を増やす
2-3 動的なセグメンテーションでリストの質を保つ
2-4 指標を確認して日常的にメンテナンスを行う
2-5 無反応の顧客をリエンゲージメントで復活
第3章 手間を省いて成果を生み出すコンテンツの型
3-1 レイアウトとコンテンツの基本
<コラム>マイクロコピーに一工夫
3-2 BtoBのコンテンツ設計
3-3 BtoCのコンテンツ設計
<コラム>GIF動画に隆盛の兆し
第4章 読まれるための配信タイミング
4-1 顧客がメルマガを読む状況を想定する
4-2 配信頻度を増やすメリット
4-3 登録後画面とウェルカムメールで良い関係性の第1歩を
4-4 Win-backメールで顧客との関係を再構築
4-5 ステップメールの活用法と作り方
4-6 シナリオメールでセグメント配信を自動化
<コラム> Cookie
第5章 振り返りとテクニックで成果を最大化する
5-1 指標を使って振り返りを行う
5-2 エンゲージメントの計測
5-3 A/Bテストで方向性を定める
5-4 顧客への「あと一押し」を実現する
第6章 迷惑メール扱いを防ぐ対策と知っておくべきメールの法律
6-1 迷惑メールフィルタの役割
<コラム>いまや認証設定は必須に
6-2 気をつけたいメール配信のポイント
6-3 知っておくべき特定電子メール法
<コラム>オンライン会議の参加者に対してのメルマガ送信