【書籍概要】
本書はNext.js/ReactによるWebアプリケーション開発手法について解説した書籍です。バックエンド、そしてフロントエンドの両方について、サンプルを作りながら学ぶことができます。本書で作成するアプリケーションはベーシックなものですが、CRUD操作というアプリケーションの基本機能がすべて入っているので、これをもとに、実際のプロダクトとして通用するアプリケーションへと大きく発展させていくこともできます。
【対象読者】
はじめてをNext.jsを利用するWeb開発者
【本書のねらい(本書より抜粋)】
「作りながら楽しく学ぶ」ということが本書の一番のねらいなので、目で読むだけでなく、ぜひ自分の手でコードを書きながら学習を進めてください。読み進めていく中では、難しく感じるところもあると思います。しかし「少し背伸びをすればできる」ということへの挑戦こそが、自分の力を伸ばし、そして「自分にもできるんだ」という自信を得るための近道です。
【Next.jsのバージョン】
Next.js:14.1.4
【目次】
Chapter 1 基礎知識と 開発ツールの準備
Chapter 2 バックエンド開発の準備
Chapter 3 アイテム操作機能
Chapter 4 ユーザー登録とログイン機能
Chapter 5 バックエンドのデプロイ
Chapter 6 フロントエンド開発の準備/ Reactの書き方/ Next.jsのサーバーコンポーネント
Chapter 7 ユーザー登録ページとログインページ
Chapter 8 アイテムページ
Chapter 9 フロントエンドのデプロイ
Chapter 10 ブラッシュアップ
【著者プロフィール】
三好アキ(みよし・あき)
これまで欧州数ヶ国に滞在し、海外クライアントの案件を多く手がけてきたため、最新のウェブテクノロジーや日本語の情報が少ない静的サイトジェネレーター、ヘッドレスなどの最新情報に精通。最新の知見を活かしながら、ウェブ関連分野の課題解決を行う。
前半ではバックエンドの開発手法を、後半ではフロントエンドの開発手法を解説します。全体を通じて、Next.jsによるアプリ開発フローを学ぶことができます。
開発ステップで少し複雑になりそうな箇所には適時イラストを添えてわかりやすく説明しています。
コードの編集箇所(追加や削除など)は、わかりやすようにコメントを添えていますので、迷うことなく開発をすすめることができます。
Chapter 1 基礎知識と開発ツールの準備
01 ウェブサイトとウェブアプリケーションの違い
02 フロントエンドとバックエンド
03 CRUD操作
04 Reactが使われる理由
05 Next.jsが使われる理由
06 ターミナルの使い方
07 Node.jsのダウンロード
08 npmについて
09 VS Codeのダウンロード
10 Thunder Clientのインストール
11 エラーが発生した場合の対処方法
Chapter 2 バックエンド開発の準備
01 Next.jsのインストール
02 フォルダの中身
03 バックエンド開発で使うフォルダの準備
04 バックエンドフォルダの働き
05 必要なフォルダとファイルの作成
Chapter 3 アイテム操作機能
01 アイテムの作成 その1
02 アイテムの作成 その2
03 アイテムの読み取り(アイテムをすべて)
04 アイテムの読み取り(アイテムをひとつ)
05 アイテムの修正
06 アイテムの削除
Chapter 4 ユーザー登録とログイン機能
01 ユーザー登録機能
02 ログイン機能
03 ログイン状態の維持
04 ユーザーのログイン状態を判定する機能
05 誰がログインしているかを判定する機能
Chapter 5 バックエンドのデプロイ
01 デプロイの手順(Vercel)
Chapter 6 フロントエンド開発の準備/ Reactの書き方/ サーバーコンポーネント
01 アイテムデータの保存
02 コードのクリーンアップ
03 Reactの書き方とスタイルの適用方法
04 サーバーコンポーネント
Chapter 7 ユーザー登録ページとログインページ
01 必要なフォルダとファイル
02 ユーザー登録ページ
03 ログインページ
Chapter 8 アイテムページ
01 すべてのアイテムデータを読み取るページ
02 ひとつだけアイテムデータを読み取るページ
03 アイテムデータを作成するページ
04 アイテムデータを編集するページ
05 アイテムデータを削除するページ
06 ページの表示を制限する
07 スタイルの適用と共通コンポーネント
Chapter 9 フロントエンドのデプロイ
01 バックエンドURLの修正(環境変数の設定)
Chapter 10 ブラッシュアップ
01 画像のアップロード機能の開発
02 ローディング
03 メタデータの設定方法
04 本書を終えた後の勉強の進め方