システム開発の上流工程において重要となる、国際標準のモデル記述言語(記法)であるUMLを用いた、モデル構築のための知識とスキルの認定、及びモデリング技術者の育成を目的とする試験です。数多くの企業で技術研修の一環として採用され、技術者のUMLモデリング技術力向上に役立てられています。
当試験では、モデリング技術者のスキルをL1からL4の4レベルに分類し、それらのレベルで必要とされる知識体系とスキルセットをまとめています。
本書では、合格に必要となる知識を出題カテゴリごとに分かりやすく解説し、各章末ごとに練習問題、巻末に実際の試験と同じ問題数の模擬試験を用意しています。
第1章 全般
UMLとは?
UMLの特徴
UMLで定義している図
ユースケース図
クラス図
シーケンス図
コミュニケーション図
ステートマシン図
アクティビティ図
コンポーネント図
配置図
UMLの拡張
モデリングとは
開発プロセス
反復型開発プロセス
Unified Processとは
練習問題
第2章 ビジネスモデリング
ビジネスモデリングとは
ビジネスモデリングの事例
発展的内容
ケーススタディにおけるボトルネック抽出
改善方針
改善後のアクティビティ図
練習問題
第3章 要求分析モデリング
要求分析モデリングとは
ユースケース分析の詳細
要求分析モデリングのケーススタディ
アクターの発見
ユースケースの発見
練習問題
第4章 構造モデリング
構造モデリングとは
クラスの発見
関連の検討
発展的内容
練習問題
第5章 振る舞いモデリング
振る舞いモデリングとは
相互作用とは
相互作用に参加するオブジェクト
オブジェクトの役割
オブジェクト間のメッセージング
相互作用図とクラス図の関係
オブジェクトの状態遷移
トリガーとガード条件
入れ子になる状態
ステートマシン図とクラス図の関係
練習問題
第6章 設計モデリング
設計モデリングとは
練習問題
第7章 フェーズをまたがる問題
本章の内容
練習問題
模擬試験
模擬試験 解答と解説