本書は、「自分の考えたキャラクターでマンガを描いてみたい」「絵は描けるけれどストーリーが作れない」「もっとストーリーを面白くしたい」という人のための、マンガのストーリー作りに特化した技法書です。
マンガ教室で実際に教えられている方法をもとに、キャラクター作りから始めて、企画、プロット、演出の順に、ネームまでの作り方を解説。実作例を交えながら、ストーリー展開の考え方、より面白くするための発想法、応用ポイントなどを詳しく紹介するので、お話作りが苦手な人でも、読み進めながら物語の完成度を高められます。作例は少年マンガ・少女マンガ・青年マンガなど様々なので、どのジャンルでも活用が可能です。
これからマンガを描き始める初心者にも、受賞やデビューを目指す人にも役立つ、マンガ制作の教科書です
Introduction01 面白いマンガを作るには
Introduction02 マンガ制作のレベル分け
Introduction03 本書の使い方
CHAPTER1 キャラクターを作る
LESSON01 キャラのパターンを覚えよう
LESSON02 キャラ表を作ろう
LESSON03 キャラを深堀しよう
LESSON04 キャラの背景を伝えよう
CHAPTER2 企画を考える
LESSON05 構文で企画を作ろう
LESSON06 企画に「面白さ」を入れよう
LESSON07 「出落ち」にならない企画にしよう
LESSON08 自分の長所を企画に活かそう
CHAPTER3 プロットを練る
LESSON09 ストーリーを分割して考えよう
LESSON10 感情移入してもらおう
LESSON11 主人公を成長させよう
LESSON12 アイテムで繋げよう
CHAPTER4 ネームで演出する
LESSON13 ネームは分解して作ろう
LESSON14 作者の感情を盛り込もう
LESSON15 読者の視点で見直そう
LESSON16 ネームを推敲しよう
みのむし さん
2015-01-25
良書。マンガのストーリー入門としてとても丁寧に説明されています。マンガだけでなく、小説とかラノベを書くときにも活かせる内容が非常に多いように思います。
zffy さん
2019-11-26
読者によって書きたい漫画は多種多少なので仕方がないと思うが、文字による説明が多い。 読者の範囲を初心者(ストーリーが思い浮かばない)から上級者(持ち込み検討)をターゲットにしているが、初心者向けの説明は少ない。 中級、上級者が初心を思い出すためを目的とした記載と思われる。 ミニキャラで空白部を埋めるぐらいなら、各章のまとめを漫画にでもしてほしかった。