本書はLinuxの基礎からセキュリティまで、Webサーバーを運用するために身に付けるべき知識をまとめた書籍です。現在は多くの現場でLinuxによるWebサーバーの運用経験がエンジニアにも求められています。本書ではCentOS 7とさくらのVPS(バーチャルプライベートサーバー)を使用して、実際に手を動かしながらWebサーバーを構築・運用しますので、初心者でも安心して実践知識を習得することができます。
書籍の前半ではLinuxのインストールから始まり、基本的なコマンドやネットワークを学びます。後半では実用的なWebサーバー構築演習としてLAMP(Linux、Apache、MariaDB、PHP)環境を構築し、CMSとして有名なWordPressを動かしていきます。作成したLAMP環境を運用し、ログの解析、ファイヤーウォールの設定、公開鍵による安全な通信などを学んでいきます。最終的にはDockerでコンテナの作成まで習得できます。
また、サーバーを運用するために必要なコマンドを厳選したコマンドリファレンスを巻末付録に掲載しています。インフラエンジニアを目指している方はもちろん、CentOS 6を使用している人のアップデートにも最適な1冊です。
西条べべる さん
2019-07-19
Linux(CentOS7)でのサーバー構築の手順書。VPSという仮想サーバーを用意する必要がある(2週間無料)。2色刷りでコマンドが色分けされていて分かりやすかった。Linuxについて必要最小限のことが書かれていて初心者でもスルスル理解できました。付録のコマンドリファレンスがとても便利です。
Ft Cz さん
とりあえずサーバを構築することにフォーカスされているので、基礎知識は他で確認必須。
.。oO さん
2020-09-10
Linuxサーバ構築の基本について体系的に簡潔にまとまっている。サーバ構築に関しては基礎的なことしか書いてないが、ネットワークやサーバなどについての基礎知識がない場合はなにをやっているかよくわからないかもしれない。VPSをつかって実際に外部のサーバをつかって、構築していくのだが、自分のPC内にサーバを構築するのとそれほど変わることはない。しかし、やはり外部サーバで一回サーバを構築する経験があったほうがいいなとおもった。