本書は、次世代監視に必須となるオブザーバビリティ(Observability:可観測性)
という考え方と、New Relicというツールを使ったオブザーバビリティの実践手法に
ついて解説した書籍です。
これまでの監視の問題点やオブザーバビリティの必要性、
New Relicの基本的な使い方、活用パターンなどを詳説しています。
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本書の構成は、次のように3部構成となっています。
■Part 1 New Relicを知る
従来の古典的な監視の問題点とオブザーバビリティを備えた次世代の運用監視の
必要性を説明するとともに、それを実現するために強力な武器となりえる
New Relicとそれを支えるプラットフォームの概要をしていきます。
■Part 2 New Relicを始める
実際にNew Relicを使うための基礎知識を身につけるために、
システムのエンド・ツー・エンドのオブザーバビリティ特性を提供する、
APM、Infrastructure、Synthetics、Browser、Mobile、Logs、New Relic One
といった全ツールの基本的な使い方を学習します。
■Part 3 New Relicを活用する──16のオブザーバビリティ実装パターン
応用編として16のオブザーバビリティ実装パターンを紹介します。
これらの実装パターンは多くのエンジニアが必要となるであろう、すぐに応用できそうな
ものに絞ってリストアップし、さまざまな課題に対する実践的なアプローチを
理解/活用しやすい形で具体的にまとめました。これらを現場で適用いただくこと
で、すぐに効果が得られると考えています。
本書を読んでいただき、次世代の運用監視の考え方を身につけた読者の皆様が
New Relicという新しいツールを使って、デジタル化という大きな変化に対応し、
またデジタルビジネスを成功に導くために活躍されることを確信しています。
(「はじめに」より抜粋)
本書は、次世代監視に必須となるオブザーバビリティ(Observability:可観測性)という考え方と、New Relicというツールを使ったオブザーバビリティの実践手法について解説した書籍です。これまでの監視の問題点やオブザーバビリティの必要性、New Relicの基本的な使い方、活用パターンなどを詳しく説明しています。
従来の古典的な監視の問題点とオブザーバビリティを備えた次世代の運用監視の必要性や、それを実現するために強力な武器となりえるNew Relicとそれを支えるプラットフォームの概要を解説していきます。
実際にNew Relicを使うための基礎知識を身につけるために、システムのエンド・ツー・エンドのオブザーバビリティ特性を提供する、APM、Infrastructure、Synthetics、Browser、Mobile、Logs、New Relic Oneといった全ツールの基本的な使い方を解説します。
応用編として16のオブザーバビリティ実装パターンを紹介します。
■Part 1 New Relicを知る
第1章 オブザーバビリティの重要性
1.1 オブザーバビリティとは?
1.2 オブザーバビリティに必要なテレメトリーデータとは?
第2章 New Relic Oneとは?
2.1 New Relic Oneの全体像
2.2 サービスを支えるシステム基盤とセキュリティ
■Part 2 New Relicを始める
第3章 New Relicの始め方
3.1 アカウントの作成方法
3.2 アカウント構造とアクセス制御の考え方
第4章 Telemetry Data Platform
4.1 Telemetry Data Platform の概要
4.2 Data explorerとQuery builder
4.3 Dashboards
4.4 Log Management
4.5 API
4.6 Manage Data
4.7 Build on New Relic One
第5章 Full-Stack Observability
5.1 Full-Stack Observabilityの概要
5.2 New Relic APM
5.3 New Relic Infrastructure
5.4 New Relic Synthetics
5.5 New Relic Browser
5.6 New Relic Mobile
5.7 Serverless
5.8 Logs in Context
5.9 Distributed Tracing(分散トレーシング)
第6章 Alerts and Applied Intelligence(AI)
6.1 AlertsとApplied Intelligence(AI)
6.2 New Relic Alertsの設定
6.3 Applied Intelligence(AI)の概要
■Part 3 New Relicを活用する─16のオブザーバビリティ実装パターン
□第3部の構造と読み方
00 オブザーバビリティ成熟度モデル─第3部の内容について
□レベル0 Getting Started/レベル1 Reactive
01 バックグラウンド(バッチ)アプリおよびGUIアプリの監視パターン
02 メッセージキューでつながる分散トレーシング
03 Mobile Crash分析パターン
04 Kubernetesオブザーバビリティパターン
05 Prometheus+Grafana連携
06 W3C Trace Contextを使ったOpenTelemetryとNew Relic Agentでの分散トレーシングパターン
□レベル2 Proactive
07 Webアプリのプロアクティブ対応パターン─Webアプリの障害検知と対応例
08 データベースアクセス改善箇所抽出パターン
09 ユーザーセントリックメトリクスを用いたフロントエンドパフォーマンス監視パターン
10 モバイルアプリのパフォーマンス観測
11 動画プレイヤーのパフォーマンス計測パターン
12 アラートノイズを発生させないためのアラート設計パターン
□レベル3 Data Driven
13 SRE:Service Levelと4つのゴールデンシグナル可視化パターン
14 ビジネスKPI計測パターン
15 クラウド移行の可視化パターン
16 カオスエンジニアリングとオブザーバビリティ
sho_kisaragi さん
2021-10-03
New Relicでアプリトレース程度の考えは根底から覆されました。 モニタリングして通知するだけではなく、「今」を正しく知るためのオブザーバビリティ実現のための New Relic 実装方法を詰め込んでます。レベルわけをして、何がドコまでできているかを把握できるようになっているので、今自分たちがドコまで実現できているか分かるのは助かります。 自分が運用していた頃はレベル3中レベル1程度、でも実際にはレベル0程度だったかなと反省しきり。 今後はパートナーさんに正しい使い方を伝導していきたい。