新入社員や若手社員とギャップを感じたことはありませんか?
若手世代の上長になる係長、課長は就職氷河期世代にあたります。
対して若手社員はZ世代・さとり世代(以下、Z世代 )。
この2つの世代は、働くことへの意識や価値観に大きな差があります。
コミュニケーションがうまくいかなくても、不思議なことではありません。
本書では、Z世代の若手社員に「噛み合わなさ」を
感じている管理職に向けて、部下とよい関係性を築くための
コミュニケーションのポイントを解説していきます。
【こんな人におすすめ】
・Z世代を部下に持つ中間管理職の方
・若手のマネジメントに難しさを感じている方
・若い世代を理解したい部長クラスの方や人事部の方
・上司と若手の間を取り持つことの多いポスト管理職の方 など
【こんな悩みが解決!】
・最近の若手と噛み合わないと感じることが増えた
・コミュニケーションがうまく行かず、チームの新人が辞めてしまった
・成長してほしい部下との関係が、なんだかぎくしゃくしているように感じる etc.
【本書のポイント】
・世代間ギャップが生まれる根源的な理由がわかる
・若手との「分かり合えなさ」への解決法がわかる
・今後も使えるコミュニケーションの仕方やポイントがわかる
・Z世代だけではなく、あらゆる世代と理解しあうための心構えが学べる
・若手、中堅世代がともに働きやすいチームの作り方がわかる
【著者紹介】
竹内義晴(たけうち よしはる)
1971 年生まれ。新潟県妙高市出身。特定非営利活動法人しごとのみらい理事長。「楽しくはたらく人を増やす」が活動のテーマ。職場の人間関係やコミュニケーションの問題によって生じる、モチベーションやメンタル的な課題を解決し、ビジネスパーソンが楽しく働けるよう、コミュニケーションの講演・研修、講座、コーチング、カウンセリングに従事。また、サイボウズ株式会社にて、ブランディングやマーケティングにも携わる。
【目次】
第1章 引っ張ってもついてこないZ世代・さとり世代
第2章 よい関係を「きずく」には、ギャップに「きづく」ことから
第3章 「自分らしさ」を生かしたマネジメントが部下の力を引き出す
第4章 自由で楽しい「石垣チーム」が部下の強みを伸ばす
はじめに すべての人が楽しく働けるように
第1章 引っ張ってもついてこないZ世代・さとり世代
1-1 「正しさ」と「正しさ」の対立
1-2 今、世代間ギャップを強く感じる理由
1-3 「チームのアップデート」は、「私のアップデート」から生まれる
1-4 ボトムアップの時代には「やり方」より「あり方」が問われる
1-5 「世代の特徴」を知れば、ちょうどよい距離感が見てくる
コラム ベテラン世代は多様性に含まれない? 「おじさん」に感じる世代間ギャップ
第2章 よい関係を「きずく」には、ギャップに「きづく」ことから
2-1 上司と部下がわかり合えない本当の理由
2-2 コミュニケーションに潜む「3つの罠」
2-3 コミュニケーションの「3つの罠」から抜け出すには?
コラム 飲みニケーションの時代は終わりって本当……! ?
第3章 「自分らしさ」を生かしたマネジメントが部下の力を引き出す
3-1 内発的動機を促すのは、部下が安心して話せるフラットな「場」
3-2 メンバーと良好な関係をつくるコミュニケーションスキルの全体像
3-3 【聴く】フラットな状態で相手の話に耳を傾ける
3-4 【質問する】問いと確認で、相手の話を深掘りする
3-5 【意味付けを変える】リフレーミングでネガティブな意識を変化させる
3-6 【伝える】心理的負担ではなく成長につなげる言葉のテクニック
コラム 「ぺこぱ」はリフレーミング名人
第4章 自由で楽しい「石垣チーム」が部下の強みを伸ばす
4-1 これからのチームづくりには「個性と強み」がカギ
4-2 中堅世代こそ「楽しく働く」を目指そう
コラム 「相手を思い通りにしてやろう」といった操作的な気持ちではうまくいかない
おわりに 1人じゃないからこそ、楽しく働ける
付録 働きやすい環境をつくるために知っておきたい世代別特長ガイド