本商品は紙の書籍とPDF版電子書籍のセット商品です。 PDF版の内容は、書籍版と同じです。
【本書のポイント】
・ロボットの分類から実例までが歴史とともにわかる
・産業、サービス、物流、移動など幅広く解説
・AIの活用や制御手法など、関連する技術も解説
・人工知能×ロボットの今後の展望が見える
・キーワードから知りたい項目を調べやすい
【こんな方におすすめ】
・ロボットの基本をイチから学びたい人
・最新の技術トレンドやビジネス活用事例を知りたい人
・AIとロボットの関係性を正しく理解したい人
・幅広い知識を身につけてステップアップしたい技術者や企画担当者
【内容紹介】
基礎技術やAIの進化により、ロボットはインフラとなりつつあります。工場だけでなく、レストランの配膳や家庭用掃除ロボットなど、私たちの暮らしのあらゆる場面で活躍するようになりました。
また最近では「弱いロボット」も登場し、単純作業や"不"をなくすだけではないロボットも登場しています。
本書では、ロボットを動かす基本技術から、社会の課題を解決する最新ロボットの動向まで、見開きで1つのテーマを取り上げ、豊富な図解を交えてやさしく解説。
いまの技術の基本からロボットの最前線、これからのトレンドを知ることができます。
【目次】
第1章 ロボットとは?
第2章 1次・2次産業を支える産業ロボット
第3章 人々の生活(3次産業)を支えるロボット
第4章 人・モノ・情報を運ぶ無人機とモビリティ
第5章 人間に近づくロボットの身体
第6章 進化するロボット
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第1章 ロボットとは?
1-1 ロボティクスという学問分野の誕生
1-2 ロボットの歴史 ロボットはどこから来てどこへ行くのか
1-3 ロボットを「用途」で分ける2つの分類
1-4 ロボットはどう動くのか、人の操作と介入の有無
1-5 ロボットのサイズで何が変わるのか、重機サイズからマイクロマシンまで
1-6 ロボットが動くためのテクノロジー 動力と駆動技術
1-7 ロボットの認知と思考、センサーとソフトウェア
1-8 人間とロボットの関わり、人間社会に入り込むロボット達
第2章 1次・2次産業を支える産業ロボット
2-1 産業ロボットには「ロボティクスの基礎」が詰まっている
2-2 工業ロボット1 生産性を飛躍的に高める工業ロボット
2-3 工業ロボット2 自由自在に動作するロボットアームの種類
2-4 工業ロボット3 内外を確認する高性能センサ
2-5 工業ロボット4 ロボットの動作を支えるモーターと減速機
2-6 工業ロボット5 プレイバック方式のロボットへの教育
2-7 工業ロボット6 様々なロボットの制御と教育方式
2-8 工業ロボット7 インダストリアルIoTによって変わる工業
2-9 農業の自動化・無人化によるコスト削減
2-10 山・森・林を歩き回るロボット
2-11 養殖や漁獲の自動化による漁業の省人化
2-12 建設ロボット1 多種多様なロボットを受け入れられる建設事業
2-13 建設ロボット2 重機の遠隔操作と無人ロボットの法規制
2-14 老朽化の進むインフラの点検を自動化する
2-15 物流ロボット1 工場・倉庫内で活躍する搬送ロボット
2-16 物流ロボット2 商品を選んで取り出し、梱包するロボット
第3章 人々の生活(3次産業)を支えるロボット
3-1 産業ロボット以外を含む、定義の曖昧なサービスロボット
3-2 清掃ロボット 床・窓・水の底まで、あらゆる場所を掃除する
3-3 警備ロボット 監視カメラが動き回って異常を探す
3-4 接客ロボット 顧客とコミュニケーションを取れるロボット
3-5 配膳ロボット 接客を無人化する飲食店とフードテック
3-6 調理ロボット 食材の調理・食器の洗浄までを自動化する
3-7 小売ロボット 店舗の特性を生かした自動化、無人店舗の可能性
3-8 家庭用ロボット1 家電を一括管理するスマートホームとホームオートメーション
3-9 家庭用ロボット2 家庭の雑用を全てカバーする汎用ロボット
3-10 娯楽ロボット 様々なエンタメを提供するようになったロボット
3-11 探査ロボット 遠い宇宙で人間の代わりに活動するロボット
3-12 研究ロボット 実験過程を自動化し、人間ではできない緻密な作業を任せる
3-13 レスキューロボット 災害や事故の危険な地域で活躍するロボット
3-14 手術ロボット ロボットによる精度の高い低侵襲の内視鏡手術
3-15 介護ロボット ロボットによる介護の自動化と介助者の負担軽減
3-16 医療用マイクロロボット 小型のロボットが人間の身体に入り込む
第4章 人・モノ・情報を運ぶ無人機とモビリティ
4-1 モビリティとロボティクス、自動運転車の歴史
4-2 自動運転車1 自動運転の5つのレベル、ADASとの違い
4-3 自動運転車2 自動運転に必要不可欠なセンシングとプランニング
4-4 自動運転車3 計画通りに車両やロボットを動かすための制御技術
4-5 自動運転車4 ドライバーが不要なレベル3以上の完全な自動運転
4-6 無人機 地上・航空・水上・水中で分けた分類
4-7 UGV1 地上における汎用的なロボットの移動手段
4-8 UGV2 あらゆる環境で人間をサポートする4足歩行ロボット
4-9 UGV3 球体、軟体、水陸両用、変わった移動手段を用いるロボット
4-10 UAV1 空を自在に移動する飛行型のドローンと法規制
4-11 UAV2 ドローンやロボットの重要センサ、ジャイロと加速度
4-12 USV/UUV 海上・海中を自在に動き回る無人機
4-13 UUV 海中を自在に動き回る無人機
4-14 MAVと昆虫ロボット 超小型の飛行ロボットや昆虫型の羽ばたくロボット
4-15 輸送ロボット ヒト以外の物資を運ぶ無人機とロボット
4-16 非殺傷型の軍用ロボット 人的被害を最小限に抑えるためのロボット
4-17 殺傷兵器の区分 危険な軍用ロボットと安全な軍用ロボットの違い
4-18 殺傷能力を持つロボット 高性能なミサイルであり優秀なパートナーにも
第5章 人間に近づくロボットの身体
5-1 人間とロボット お互いに近づいていく形と存在
5-2 人型ロボットの種類と目的 どうして人間と同じ身体にするのか
5-3 進化の過程で合理的な設計を獲得した生物を模倣する
5-4 人型機械1 二足歩行の最適解を探る、直立型とトリ型の脚部関節
5-5 人型機械2 二足歩行の軸になるゼロモーメントの計算と姿勢制御
5-6 人型機械3 仮想空間と現実世界を行き来するロボットの強化学習
5-7 人型機械4 人型ロボットの手足をどう動かすか、様々な駆動方法
5-8 人型機械5 人間をロボットに近づけるための技術(人間拡張工学)
5-9 ロボットスーツ1 人間がロボットを纏うことで力を得る
5-10 ロボットスーツ2 動力型・非動力型、スーツに隠された技術(生体電位信号)
5-11 機械の身体1 失った手足の代わりにロボットの腕や脚を使う
5-12 機械の身体2 柔軟なアクチュエータ、人間の筋肉を人工的に作る
5-13 機械の身体3 人間のような感覚器官・皮膚や質感を持った肌
5-14 機械の身体4 アバターロボットで広がるロボットの使い方
5-15 BMI1 人間の脳を機械化することで広がる可能性
5-16 BMI2 低リスクで使える低侵襲/非侵襲式の脳波計
5-17 BMI3 リスクは高いが高性能な侵襲式のBMIシステム
5-18 BMI4 ドローンや動かない身体を自在に動かす応用事例
5-19 人間とロボットの相互拡張によって広がるサイバネティクス
5-20 人間と関わるために作られたソーシャルロボット
5-21 ヒューマノイドロボットが生み出す不気味さの境界点
5-22 人間の姿を模倣して自然に人間とコミュニケーションするには
5-23 人間を模倣したロボットには何ができるか
第6章 進化するロボット
6-1 人工知能の革新的な技術進歩によって成長したロボット
6-2 人工知能がロボットに優れた自然言語処理能力を与えた
6-3 映像・言語・行動を統合するAIロボット制御システム
6-4 ロボットを動かす制御ソフトとオペレーティングシステム
6-5 ロボットの設計から制御までを扱う工学情報技術
6-6 3Dプリンタで誰でも簡単に作れるようになるロボット
6-7 インダストリー4.0時代に活躍する知的ロボットと情報技術
6-8 未来社会を支えるSTEM教育とロボットコンテスト
6-9 目では見えない微小なロボットを作るMEMSやNEMS
6-10 集団で形と機能を変える群れで機能する群ロボット
6-11 多数のドローンを同時に制御するスワームロボティクス
6-12 ニューロロボット 生物の脳を機械的に再現する
6-13 人の動きを真似るロボット、人の心を育むロボット
6-14 重機のような大型歩行ロボットの登場と目的(大型人型ロボット)
6-15 ロボットによって人間が変わるトランスヒューマニズム
6-16 ロボットの使い方を考える、倫理と基本原則