元大手銀行マンの著者が、「銀行マン時代に学んだ“プロの読み方”」を余すところなく紹介してロングヒットとなった本書を、紙面内容共に大幅改訂して刊行します!!決算書の読み方だけでなく、決算書と株価の関係、決算書を使った経営分析の方法なども、丁寧に解説。難しい用語や数字を知らなくても決算書が読めるようになるという、個人投資家はもちろん、自分の会社の数字が知りたいビジネスマン、就職&転職希望者などにオススメの一冊です
第1章 [基礎編]決算書ってなあに?
01 決算書が必要な理由とは
02 決算書が読めるとこんなにいいことがある!
03 銀行マンが覚える超効率的な決算書の見方
04 決算書には3つの種類がある
column|なぜ決算書の勉強は挫折しやすいの?
第2章 [基礎編]損益計算書ってなあに?
01 1年間の商売の状況をわかりやすく伝える損益計算書
02 損益計算書のスタート地点「売上高」
03 作って売って、いくらの儲け?「売上原価」と「売上総利益」
04 商売の構造を把握できる「販売費及び一般管理費」と「営業利益」
05 商売以外の部分に注目する「営業外収益/営業外費用」と「経常利益」
06 ゴールの1歩手前「特別利益/特別損失」と「税引等調整前当期純利益」
07 損益計算書のゴール!「税金」と「当期純利益」
08 1年間の利益の行き先は?
09 現金の出ていかない特殊な費用「減価償却費」
column|借金の返済は「費用」?
第3章 [基礎編]貸借対照表ってなあに?
01 貸借対照表は会社の持ち物と借金のリスト
02 貸借対照表の正しい見方
03 会社の持ち物リスト「資産の部」
04 「流動資産」の中身を見てみよう
05 貸し倒れのリスクを補完する「貸倒引当金」と「繰延税金資産」
06 「固定資産」の中身を見てみよう
07 会社の借金リスト「負債の部」
08 差し引き自分のもの「純資産の部」
column|株と債権の違い
第4章 [基礎編]キャッシュフロー計算書ってなあに?
01 なぜキャッシュフローが重要なの?
02 キャッシュフロー計算書の仕組み
03 キャッシュフロー計算書の正しい見方
04 商売で現金はどう動いた?営業活動からのキャッシュフロー(1)
05 ツケの売上や支払いはどう記載する?営業活動からのキャッシュフロー(2)
06 何にお金を使った?投資活動からのキャッシュフロー
07 何で資金を調達した?財務活動からのキャッシュフロー
column|フリーキャッシュフローってなあに?
第5章 [応用編]経営分析してみよう(1)収益性
01 経営分析を始める前に知っておきたいこと
02 会社の収益性をチェックする際のポイント
03 まずは「粗利率」に注目!
04 営業利益は売上高の何%?「売上高営業利益率」
05 経常利益は売上高の何%?「売上高経常利益率」
06 自己資本と利益を比較した「ROE」
07 総資産と利益を比較した「ROA」
column|日本の企業はROEが低い?
第6章 [応用編]経営分析してみよう(2)安全性
01 総資産に占める自己資本の割合「自己資本比率」
02 資金の余裕度を見る「流動比率」と「売上高運転資本比率」
03 固定資産をどんな資金でまかなっている?「固定比率」と「固定長期適合率」
04 借金の支払い能力を見る「インタレスト・カバレッジ・レシオ」
column|デット・サービス・カバレッジ・レシオってなあに?
第7章 [応用編]仮想事例で学ぶ経営分析テスト
経営分析テスト(1)
経営分析テスト(2)
経営分析テスト(3)
経営分析テスト(4)
伸びそうな会社を見分けるポイント
第8章 [実践編]決算書と株価の関係
01 まずは知っておきたい基礎知識 株とは?上場とは?
02 決算書と株価の関係(1)「1株当たり利益」と「PER」
03 決算書と株価の関係(2)「1株当たり純資産」と「PBR」
column|株情報サイトを活用しよう
第9章 [実践編]経営分析リアルケーススタディ
01 三菱地所とファーストリテイリングの損益計算書を読む!
02 三菱地所とファーストリテイリングの貸借対照表を読む!
03 三菱地所とファーストリテイリングの経営指標と財務指標を比較する!
04 JALの損益計算書を読む!
05 JALの貸借対照表を読む!
06 JALのキャッシュフロー計算書を読む!
07 ANAの損益計算書を読む!
08 ANAの貸借対照表を読む!
09 ANAのキャッシュフロー計算書を読む!
10 JALとANAを比較する!
11 その後のJALの貸借対照表
12 その後のJALの損益計算書
13 その後のJALの経済指標・財務指標
手押し戦車 さん
2014-11-14
経営分析をする時は会社の収益と安全性。家庭で家のローンや減価償却費や習い事、お小遣いは固定費になり、食費や光熱費、家族旅行や電話代などが変動費になる。売上から変動費を引いたのが貢献利益に成るので、収入から食費や光熱費を引いたのが貢献利益にあたる。季節や収入が増えると贅沢した食事や旅行などで動く。変動費を引いた残りから固定費を賄った分が損益分岐になる。家計は変動費と固定費を下げる様に日々活動してお金を貯蓄している。主婦のすごさは財務力に出る日々変動費を抑えるのに安売り店を回ったり相場が頭に入っている。
しんま さん
2016-11-04
ほんとわかりやすかった。これまで数字の説明はいくつかの本で読んだけど、こうすっと落ちてくる感じはこの本が初めてです。とはいえざっくり感があるのでやっぱり入門本です。
mattu さん
2015-12-09
わかりやすい!あとは、実践しながら調べて身につけていく事が必要です。