アジャイル開発を加速する! おすすめ参考書20選【アジャイル・スクラム関連本特集】

ソフトウェア開発プロジェクトなどを短期間のサイクルで進める手法であるアジャイルやスクラム。便利な手法ではありますが、チームの理解や体制が整っていなければ恩恵を得ることは難しいでしょう。
今回の特集では、アジャイル・スクラム入門書からプロフェッショナル向け開発書、チームマネジメント論まで、アジャイル開発の良書として定評のある翔泳社のベストセラー本を一挙ご紹介!
現役スクラムマスターや、これからリーダーを目指す若手エンジニアの方、アジャイル開発とは何かを基礎から知りたい方の役に立つ知識が詰まっています。
【こんな人におすすめ】
- アジャイル開発の基本や進め方を勉強したい人
- スクラムマスター、開発リーダーポジションの人
- ドメイン駆動開発、テスト駆動設計について学びたい人
アジャイル開発・スクラムの定番書
『アジャイルメトリクス』
より強く、より高パフォーマンスなチームへ
アジャイル開発は、その特性である「反復」によって、経験に基づく継続的な改善に最適な開発手法です。この手法に、追跡システム、テストおよびビルドツール、ソース管理、継続的統合、およびプロジェクトライフサイクルといったさまざまなコンセプトとツールを援用することで、製品やプロセス、さらにはチームそのもののパフォーマンス改善できる豊富なデータを入手できます。
本書は、そういった実際に生成されるデータを計測し、結果を的確に分析し、効果的な対処法を指南してくれます。
パフォーマンスや進捗度合いなどを定量化することで、経験値による知見だけではなく、より合意しやすいチームへと組織や方法論を改善してくれることでしょう。
『SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】 スクラムチームではじめるアジャイル開発』
『知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 第3版 アジャイル・AI時代の必携教科書』
全エンジニア必読のロングセラー、10年振りにリニューアル!テストを学びはじめるなら、まずはこの1冊から。
本書は、ソフトウェアテスト初心者のITエンジニアに向けて、テストの基本知識を解説した入門書です。現場で実施されるテスト手法の基礎やポイント、心得など、ITエンジニアにとって必要不可欠な情報を、テスト界の第一人者である著者がわかりやすく解説しています。
10年ぶりのリニューアルでは、定番入門書としてのわかりやすさ・読みやすさはそのままに、内容の充実度をさらにパワーアップ。開発現場や時代の変化に合わせて、用語や記述を全面的に見直すとともに、「AIを活用したテスト」や「カオスエンジニアリング」など、新たなニーズに応えるトピックも追加収録しています。開発現場に入りたての初級エンジニアはもちろん、新人を育成するメンターや先輩の立場にいる方にもおすすめの1冊です。
『ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版 アジャイル時代の実践的・効率的でスムーズなテストのやり方』
『はじめての設計をやり抜くための本 第2版 概念モデリングからアプリケーション、データベース、アーキテクチャ設計、アジャイル開発まで』
『アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット』
『ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方』
『カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで』
『チーム・ジャーニー 逆境を越える、変化に強いチームをつくりあげるまで』
『エッセンシャルスクラム』
『アジャイルエンタープライズ【PDF版】』
アジャイルで企業風土自体を変化に強く柔軟な組織に変える!
開発現場におけるアジャイルの手法を組織全体に適用するためのノウハウを解説。
プロダクトを育てる=企業を育てる、という視点に立ち、それぞれの役割と注力すべきフィールドを明確にしつつ、アイデアレベルから製品製造・出荷、さらにエンドユーザーからのフィードバックとそれを受けてのバージョンアップまでを効果的/効率的に行うためのテクニックを紹介します。
スクラムマスター・開発リーダー向け
『SCRUMMASTER THE BOOK 優れたスクラムマスターになるための極意――メタスキル、学習、心理、リーダーシップ』
『アジャイル開発とスクラム 第2版 顧客・技術・経営をつなぐ協調的ソフトウェア開発マネジメント』
『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』
現場のリーダーに必要な「テクニック」が満載!
開発プロセスの標準化やアーキテクチャ設計、大規模システム開発のマネジメントなどに従事してきた著者、和智右桂氏によるリーダーシップ論。リーダーとしての考え方はもちろん、論理的思考、ファシリテーション、図解術、プロジェクトマネジメント、PDCAなどを活用してチームをゴールに導く方法を解説します。
会議をまとめ、多様性を生かし、対立を解消し、メンバーの行動を促す「技術」は、アジャイル開発でもきっと役に立つはずです。